「よく使われる統計モデルやデータ処理の方法を選び抜き、基本から解説。図と身近な事例で、イメージと実感をもって学べる1冊。実務に、専門書読解の助けに。」というアマゾンの内容説明と下記章建てにつられて購入してみたのだが、いやあ実に自分の数学力不足を認識したというか、数式部分はチンプンカンプン。
第1章 方法序説
第2章 知覚空間
第3章 選好空間
第4章 セグメンテーション
第5章 質的選択モデル
第6章 ベイズ推定
付録:数学的補足
殆ど数式は無視して読み進めたのだが、しかし結構本質的な部分を説いているので、その理解がきちんとできないと、そのモデルの落とし穴の解説も理解できない。これは朝野先生には「基礎」かもしれないが、一般大衆には難しすぎるのではないか。ページ数は多くないので、表面的に読むのに時間はそれ程掛からないけど。
つくづく統計をきちんと理解してマーケティングに結び付けるためのよい教科書というものの選定は難しい。計算式だけの統計本もあれば、エクセルなどを使い、実際の数字でどう使うかというような実践的なものもあれば、どのようなケースにどういう分析モデルを使うかといった考え方の本など幾つかのカテゴリーに分けられる。
実際手にとって自分のレベルや問題意識に合った内容かどうか確認してから購入することをお勧めする。
発行:講談社
著者:朝野煕彦
定価:2,400円+税
約170ページ
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2 件のコメント:
浅野さんの本は何冊か買っています。そのなかで、これが私にはいちばん難しそうですが、衣袋さんの強力な推薦もあったので、本屋で中をよく見ずに買っちゃいました。
いえいえ全然強力に推薦してない積りなんですけど^ ^。頑張って読破して下さい。コメントありがとうございました。
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