9/24に発売する本を献本して頂いた。この本は2009年に米国でベストセラーとなった口コミマーケティングに関するビジネス書だという。訳者よりも解説の「佐々木 俊尚」氏の方が大きくフィーチャーされている感じがしたのは置いておくとして、残念ながら付箋は1枚しか付かなかった。
というのもバイラル・マーケティング系の事例は、個人的には既に山ほど情報を仕入れていたので、特に新鮮な感じがしなかったというだけの話だ。知らなかった事例も多数あったので、まとめて多くの事例を知りたいという方には事例集として参考になるのではないだろうか。
オバマ大統領、メントスとコーク、バーガー・キング、ペイパル、gmail、ホットメール、ネットスケープ、タッパーウェア、ニング、フェースブック、マイスペース、ユーチューブ、ブラビア、ダブ、Twitter、ビーボ、などなど例は大変多い。
触れられていた数値的な法則は次の3つ。
・6次の隔たり(世界中の人と6人で結びつく)
・べき乗則(ロングテール)
・バイラル係数が1を超えるとバイラル・ループが発生
特設サイト(http://viralloop.jp/)で2010/9/14~10/4まで試読用の無料PDF版がもらえるようなので、興味があったらどうぞ。
出版社:講談社
定価:1,700円+税
著者:アダム・ぺネンバーグ
訳:中山 宥約320ページ
序章:大統領のバイラル作戦
第1章:元祖はタッパーウェアだった
第2章:ウェブというバイラル培養器
第3章:バイラル大平原の開拓者たち
第4章:メッセージの起爆力
第5章:決めるのは消費者だ
第6章:バイラル動画の広告効果
第7章:バイラル成長の罠
第8章:ペイパルの戦い
第9章:ブログ時代のバイラル・ビジネス
第10章:「臨界量」をどう超えるか
第11章:SNS、成功の法則
第12章:広告の新たなスタイル
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