2010/07/17

「マーケティング・メトリクス」を読んだ

200ページでマーケットシェアから、売上、ブランド、広告、チャネル、営業力まで広範囲に亘っているため、各項目においてはごく当たり前の指標しか紹介されていいない。広告のところでネットの「クリック・ストリーム」の部分では、今時「ヒット数」などが紹介されているといった愛嬌もあるが、マーケティング全般を通して、いろんな指標を俯瞰しておきたいという初・中級者には、まとまっていて参考になるのではないか。

豊富なケーススタディなどがある訳でもなく、明日から自分の仕事に直接役に立つようなものではなかったが、顧客の生涯価値(LTV)系のところを中心に付箋は結構付いた。

初版:2010/1/12
著者:田村正紀
発行:日本経済新聞出版社
約200ページ
定価:2,600円+消費税

序章.マーケティング・メトリクスがなぜ必要なのか
Ⅰ章.魅力的な対象市場を選ぶ
Ⅱ章.市場シェアを確保する
Ⅲ章.売上の収益性を高める
Ⅳ章.顧客創造で売上を積み上げる
Ⅴ章.バリュー顧客を狙う
Ⅵ章.ブランド化で競争力を維持させる
Ⅶ章.広告で市場普及を加速する
Ⅷ章.強い販路を構築する
Ⅸ章.営業力を強化する
終章.組織型ダッシュボードの構築に向けて



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