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2016/12/02

「Google アナリティクス セグメント機能完全マニュアル(後編)」の目次

こちらでもご紹介したとおり、ダウンロード販売のマーケットプレイスで「Google アナリティクス セグメント機能完全マニュアル(前編)」という電子本の販売をしています。
https://www.dlmarket.jp/products/detail.php?product_id=400469

その「後編」も作成したのですが、非売品の予定です。2017年から始める予定のセグメント機能攻略講座の副読本にでもしようかなと。あまりにもマニアックなのでね。一応そちらの申込みの参考情報にでもなるだろうということで、目次だけお見せしておきます。下記の通りです。

2017年1月4日追記:前編は2016年末を持ちまして販売終了となりました。本内容は今後「Googleアナリティクス「セグメント機能」徹底解説セミナー」のオプションの非売品としてしか入手できません。後編については当初から一般販売はせず、非売品として発行します。なお、このセミナーの開催情報はこちらから確認できます。)

ちなみに前編の目次は冒頭に紹介したこちらをご参照ください。

6.「条件」での新規セグメントの作成方法
 6.1.「条件」テンプレートの基礎
 6.2.セッション フィルタのセグメントの詳細
 6.3.ユーザー フィルタのセグメントの詳細
7.「シーケンス」での新規セグメントの作成方法
 7.1.「シーケンス」テンプレートの基礎
 7.2.セッション フィルタのシーケンスの詳細
 7.3.ユーザー フィルタのシーケンスの詳細
8.セグメント条件の組合せ
 8.1.セグメント条件の組合せの種類と制限
 8.2.「条件」テンプレートにおけるANDとORの組合せ(セッション フィルタ)
 8.3.「条件」テンプレートにおけるANDとORの組合せ(ユーザー フィルタ)
 8.4.「条件」テンプレートにおけるユーザー フィルタとセッション フィルタの組合せ
 8.5.除外条件(NOT)を指定したい場合
9.コンバージョン セグメント新規作成画面の使い方
 9.1.コンバージョン セグメントの基礎
 9.2.標準で用意されているコンバージョン セグメント
 9.3.ユーザー定義セグメントを作成する

以上

2016/09/04

「Google アナリティクス セグメント機能完全マニュアル(前編)」PDFの正誤表

ダウンロード販売のマーケットプレイスで電子本の販売を開始しました。
https://www.dlmarket.jp/products/detail.php?product_id=400469

早速間違いのご指摘などもありましたので、本ページで訂正や補足などを追記していきますので、宜しくお願いします。

●2017/1/4日追記
前編は2016年末を持ちまして販売終了となりました。本内容は今後「Googleアナリティクス「セグメント機能」徹底解説セミナー」のオプションの非売品としてしか入手できません。
後編(目次はこちらで)は、この前編と合体して上記の非売品となります。このセミナーの開催情報はこちらから確認できます。)

●2016/9/19追記
<訂正です>
・P42図1の中の番号




●2016/9/4追記
<訂正です>
・P6図1のCセッションの内訳の右側の矢印元の文章
1ページビュー、2イベント

2ページビュー、1イベント


<補足です>
・P62の「セッションごと」「=」「1」への補足コメント。
あるセッションで非購入、別のセッションで2 購入したユーザーも対象外

2016/08/30

「Google アナリティクス セグメント機能完全マニュアル(前編)」PDFを発行しました

ダウンロード販売のマーケットプレイスで電子本の販売を開始しました。
https://www.dlmarket.jp/products/detail.php?product_id=400469

2017年1月4日追記:前編は2016年末を持ちまして販売終了となりました。本内容は今後「Googleアナリティクス「セグメント機能」徹底解説セミナー」のオプションの非売品としてしか入手できません。後編については当初から一般販売はせず、非売品として発行します。なお、このセミナーの開催情報はこちらから確認できます。)

目次は下記の通り。「条件」や「シーケンス」といった高度な設定の作成方法は「後編」に収録しますので、まあ前座みたいな感じです。税込780円なので、そのあたりは勘弁してやってください。

1. セグメント機能とは
 1.1 セグメントしてデータを絞り込む
 1.2 セッションベースとユーザーベースのセグメント
 1.3 セグメント機能に関わる制限
2. セグメント機能の基本操作
 2.1 セグメント機能のユーザーインタフェースと基本操作方法
 2.2 セグメント設定内容の「共有」
 2.3 セグメントを適用されたレポート上での操作方法
3. 標準で用意されているセグメント
 3.1 各セグメントの設定内容(仕様)
 3.2 設定内容( 仕様)の確認方法
4. セグメント新規作成画面の使い方
 4.1 セグメント新規作成の基本操作
 4.2 セグメントの可用性( 共有設定)
 4.3 標準のセグメントをコピーして新規作成する方法
5. 基本テンプレートでの新規セグメント作成
 5.1 ユーザー属性
 5.2 テクノロジー
 5.3 行動
 5.4 最初のセッションの日付
 5.5 トラフィック
 5.6 e コマース

以上

2014/02/15

ユニバーサルアナリティクス版のGoogle アナリティクス完全マニュアルを発行します

Google アナリティクス完全マニュアルのユニバーサル アナリティクス版が完成しました。近日中に販売開始します。が、あくまで自分のコンサル用に作成したものをおすそ分けさせて頂くという趣旨なので、いろいろ突っ込まないでください。

2014/2/16追記(赤字部分):
販売を開始しました。ご購入はこちらからどうぞ。

2015/11/8追記:すでに販売は停止しております。こういったことにご興味のある方は、右側の「筆者からのお知らせ」のブロックをご覧ください。お役に立つセミナー情報があるかもしれませんので、どうぞ。

基本的にカバーしているのは、ユニバーサル アナリティクスのみです。予め収録対象外とさせてもらった範囲を下記箇条書きで明示しておきます。但し標準のアナリティクスで用意されている機能で、将来ユニバーサル アナリティクスでも対応されるであろう機能やレポート群に関しては、現状の標準のアナリティクスで実現していることで補完してあります。

・analytics.js以外のトラッキングコードに関する内容
・モバイル計測(アプリ計測、ガラケー計測)に関する内容
・有料版のPremiumに関する内容
・標準のアナリティクスだけに固有のレポート(カスタム変数、ユーザー定義などごく一部になります)に関する内容
・各種APIに関する内容
・Google Tag Managerに関する内容


全845ページ、文字数32万超、画面点数1,000点余り位だと思います。2014年2月上旬から一部リリースされはじめた、新しいユーザー・インタフェースには当然(笑)対応しておりません。

それ以外の新しくなったレポート群や管理画面は一応すべて2014年2月時点でカバーしつつ、トラッキングコードはユニバーサル アナリティクスのみを対象にしたということです。

ここでは目次を中心にご紹介しておきます。章節とページ番号です。それぞれの解説ボリュームから項目別の内容の詳しさを察してやってください。

1 データ収集の仕組み 14
1-1 ユニバーサル アナリティクスが収集しているデータと制限事項 14
1-2 ユニバーサル アナリティクスのクッキー 18
1-3 ユニバーサル アナリティクスのトラフィック ソースの集計手順 20

2 ユニバーサル アナリティクスの導入と諸設定 31
2-1 Google アナリティクス アカウントの新規作成 31
2-2 管理画面の概要 39
2-3 追加で新しいビューを作成する 42
2-4 ビュー設定 45
2-5 目標 53
2-6 既定のフィルタ 65
2-7 ユーザー管理と変更履歴 73
2-8 トラッキング コードとオプション設定 85
2-9 アカウントの設計方法(GAアカウント、プロパティ、ビュー) 93
2-10 アカウント設定 97
2-11 AdWordsやAdSenseとのリンク 99
2-12 プロパティ設定 107
2-13 カスタム定義 114
2-14 データのインポート 123
2-15 ソーシャル設定 140
2-16 正規表現 141
2-17 フィルタ 146
2-18 チャネル グループ 159
2-19 コンテンツ グループ 166
2-20 パーソナルツールおよびアセット 174

3 ユニバーサル アナリティクスのトラッキングコードとそのカスタマイズ 179
3-1 ユニバーサル アナリティクスの標準のトラッキングコードとカスタマイズ 179
3-2 標準のアナリティクスからユニバーサル アナリティクスのトラッキングコードへの更新 181
3-3 ドメイン跨ぎ、サブドメイン跨ぎ対応のカスタマイズ 186
3-4 仮想ページビューのカスタマイズ 196
3-5 イベントトラッキング 199
3-6 カスタムディメンションとカスタム指標 202
3-7 eコマースタグ 211
3-8 拡張リンクのアトリビューション用のタグ 218
3-9 複数の計測コードを貼る 221
3-10 クロスデバイスのトラッキング 223
3-11 ソーシャルプラグインのトラッキング 226
3-12 コンテンツグループのトラッキング 228

4 共通の機能 231
4-1 エクスポート(データ出力機能) 234
4-2 集計対象期間の選択 238
4-3 グラフの表示単位 242
4-4 並び替え機能 245
4-5 データ表示形式 249
4-6 各種検索機能 254
4-7 表示行数の指定 261
4-8 モーショングラフ 264
4-9 折れ線グラフの表示指標選択 273
4-10 メモ機能 276
4-11 グラフに表示 281
4-12 マイレポートに追加 285
4-13 メール 290
4-14 ショートカット 300
4-15 キーボードショートカット 306
4-16 セカンダリ ディメンション 307
4-17 サンプリング 311
4-18 セグメント 312
4-19 カスタマイズ 330

5 主な指標とディメンションなどの用語の意味 334
5-1 ディメンションと指標 334
5-2 指標グループ 338
5-3 ページビュー数とイベント数 342
5-4 訪問数 347
5-5 ユーザー数 352
5-6 ページ滞在時間とサイト滞在時間 354
5-7 ページ別訪問数 357
5-8 訪問別ページビュー 358
5-9 新規とリピーター 360
5-10 リピートの回数とリピートの間隔 362
5-11 参照元 365
5-12 キーワード 368
5-13 ランディングページと直帰率 370
5-14 離脱ページと離脱率 372
5-15 コンバージョン数とコンバージョン率 374
5-16 ページの価値 377
5-17 平均目標値 379
5-18 (other)と(not set)と(not provided) 382

6 標準レポート > リアルタイム 387
6-1 サマリー 388
6-2 地域 392
6-3 トラフィック 396
6-4 コンテンツ 403
6-5 イベント 406
6-6 コンバージョン 408

7 標準レポート > ユーザー 410
7-1 サマリー 411
7-2 ユーザーの分布 414
7-3 インタレスト カテゴリ 422
7-4 地域 435
7-5 行動 443
7-6 ユーザーの環境 448
7-7 モバイル 455
7-7-1 サマリー 455
7-7-2 デバイス 457
7-8 ユーザー フロー 468

8 標準レポート > 集客 487
8-1 サマリー 488
8-2 チャネル 492
8-3 すべてのトラフィック 496
8-4 すべての参照 498
8-5 キャンペーン 500
8-6 キーワード 503
8-7 コスト分析(ベータ版) 510
8-8 AdWords 515
8-9 ソーシャル 538
8-10 検索エンジン最適化 568

9 標準レポート > 行動 574
9-1 サマリー 575
9-2 行動フロー 577
9-3 サイト コンテンツ 581
9-4 サイトの速度 603
9-5 サイト内検索 618
9-6 イベント 626
9-7 AdSense 643
9-8 ウェブテスト 654
9-9 ページ解析 673

10 標準レポート > コンバージョン 675
10-1 目標 676
10-2 eコマース 698
10-3 マルチチャネル 714
10-4 アトリビューション 756

11 マイレポート > マイレポート一覧 769
11-1 マイレポートの編集 770
11-2 新しいマイレポート 793

12 マイレポート > インテリジェンス イベント 803
12-1 サマリー 803
12-2 日別のイベント 816
12-3 週別のイベント 818
12-4 月別のイベント 819

13 カスタム レポート 820
13-1 サマリー 821
13-2 カスタム レポートの作成 826

マニュアルですから、基本的に事例とか利活用なんて話は一切ありません。そういうのは市販本で山ほど良書がありますから、そちらから入手してください。

一方で、そういう利活用本はもう読んだから、本当に正確な指標の定義とか、操作の一つ一つをくまなく記述したものが欲しいといった奇特なあなた向けです。初心者向けでも一般向けでもありません。読み物ではなく辞典的に使うのがいいでしょう。マニアの方が読んでニヤニヤ楽しむ方法も否定はしませんので、どうぞ。

どうしても300ページ足らずの市販本ですと、すべてを網羅的になんて紹介できませんし、まあそんなニーズも高くないわけです。でもそういう市販本を一通り読んだその先には、細かいことを調べなくてはいけなくて、ヘルプを当てもなく探し、正しいことが書いてあるかどうかも疑心暗鬼になりながら、検索ばかりに時間を掛けている方々もいらっしゃいますよね。

そういう100人くらいの奇特な方におすそわけです。ですから高額情報商材価格とさせて頂きました。どうせ旬な時期は1年未満でしょうから、さっさと絶版にする予定ですので、時間をお金で買いたい方で、僕のことや仕事の精度なんかを理解している少数の方にお届けしたいので、そんな感じです。

こちらは「Google アナリティクス完全マニュアル」の後継本ということになるでしょう。「Google アナリティクス完全マニュアル」は画面のキャプチャーなどはもう古すぎて使いものになりませんので、絶版にしました。500円の方は多分放っておきますけど。

販売開始しましたら、多分このページに追記すると思いますので、取り急ぎ第一報ということで、こうご期待。

関連リンク:
「Google アナリティクス完全マニュアル」発売開始
500円で700ページのGoogle アナリティクス本の収録内容
新しいGoogle アナリティクスに対応した700ページのマニュアル本を500円からのランナップで出す予定

2013/12/22

ユニバーサル アナリティクス対応のGoogle アナリティクス本で早速いくつか訂正

「Google Analyticsによるアクセス解析入門~Universal Analyticsを使ったWebマーケティング実践テクニック100」
http://www.amazon.co.jp/dp/4774161926/

2013/12/20に発売されました。しかし申し訳ありませんが、早速いくつか訂正すべき個所があるのを発見しました。

<本質的な訂正は次の通り>
P122の4-5行目のトラッキングコード内の true → {'nonInteraction': 1}
P125の下方のリスト1内の true → {'nonInteraction': 1}
P229の3行目の 検索エンジンから → 外部サイトから

ここは標準のアナリティクスと訪問判定ルールが変わっているので注意が必要です。図2のサイトBが検索エンジンでなくて普通のサイトでも訪問は別になります。

P235の下から7行目の 「true」 → 「{'nonInteraction': 1}」
さらにP241と同様でイベントが発生した場合の滞在時間については、検証中です。間違っている可能性があります。検証しました。下記の追記を参照ください。

P240後半の直帰、離脱ページの滞在時間は、直帰をゼロ秒で集計に組み入れると書きましたが、離脱と同様に集計から外すが正しいです。一番下のページaの滞在時間の計算式は{2秒(訪問Xのページa滞在時間)/1ページ(離脱と直帰を除いたページaのページビュー数)}=1秒(ページaの平均ページ滞在時間)となります。

P241イベントが発生した場合の滞在時間については、検証中です。間違っている可能性があります。検証しました。下記の追記を参照ください。

(2014/1/6追記 2パラグラフ分)
検証の結果、丸1のケースでは「{'nonInteraction': 1}」を付ければ、「ページA」で直帰かつ離脱扱いになり、ページ滞在時間には集計に組み入れず、訪問時の滞在時間はゼロで集計に組み入れるという原則通りでした。

「{'nonInteraction': 1}」を付けない場合は、「ページA」で直帰にはなりませんが、離脱扱いにはなります。またページ滞在時間は不自然な動きをします。訪問時の滞在時間はイベントXとの時間差で集計に組み入れます。

(2014/1/6追記 1パラグラフ分)
P70の下から5行目、「Google アナリティクスとデータ連携している場合は、」は不要です。データ連携していようといまいと付与されるパラメータに影響はありません。もちろんGAの画面で統合してみたい場合は、データ連携が必要ですが。


<誤字脱字レベルは次の通り>
P77の下から1行目の 「キーワード」についてはP.141を参照 →P.72を参照の方がいいかもしれません。
P138の上から5行目の (図2-④) → (図2-②)
P168の上から1行目の 限定の場合 → 既定(デフォルトの意味です)の場合


<備忘録的にどうでもいいレベルは次の通り>
P127の図3に白く抜いた部分がある
P181の真ん中あたりの参照先の 「カスタマイズしたレポートを作成したい」 → 「カスタマイズしたレポート」
P204の下から1行目の参照先の 「データを出力したい」 → 「データの出力(エクスポート)」
P248の上から7行目の 1回集計されます → 1回と集計されます

2013/12/02

ユニバーサルアナリティクス本を出版します

アマゾンでの予約が開始されました。発売日は2013/12/20のようです。
「Google Analyticsによるアクセス解析入門~Universal Analyticsを使ったWebマーケティング実践テクニック100」
http://www.amazon.co.jp/dp/4774161926/

初心者向けです。目次は下記に示しますが、ユニバーサル アナリティクスをゼロから導入するのを前提に導入と最低限の設定、誰にも適用可能な主要なレポートの活用法、サイトタイプ別の活用、主要な機能や指標、について解説したものです。

ユニバーサル アナリティクスが前提で、新しいセグメント機能、新しい集客/行動/コンバージョンのメニュー画面、新しいサマリー指標グループなどに対応しています。ただし初心者本ですから、各種カスタマイズについて、多くは語っておりません。


発行:技術評論社
著者:衣袋 宏美(いぶくろひろみ)
定価:2,580円(+消費税)


第1章:Google アナリティクスの導入と設定
 Google アナリティクスの導入
 アクセス解析に必要な設定


第2章:[問題意識別]成果を上げるレポートの活用
 訪問者の量と質を把握する

 
 訪問周期を把握する
 訪問者がいる場所はどこか

 訪問者の利用環境を知りたい
 サイトの流入原因を知りたい

 利用状況からコンテンツを最適化する
 成果をもっと上げるためには

 リニューアルの効果を検証したい
 特別なデータの取得方法


第3章:サイトタイプ別改善テクニック
 メディアサイト
 商品・サービス紹介サイト

 顧客サポートサイト
 商品・サービス販売サイト


第4章:効果的なレポートを出すための各種機能
 グラフの表現方法
 データ表示の使いこなし
 レポートに備わる便利機能

 レポートの運用方法

第5章:レポートの理解を促す基本的な指標
 指標とディメンション
 サイト全体の利用規模を評価する指標
 訪問者の質を評価する指標
 コンテンツを評価する指標

 売上や成果を評価する指標

中級以上の方向けに、詳しいリファレンスやテクニックが書いてあるわけではありません。そちらは恐らく2013年12月中には「ユニバーサル アナリティクス完全マニュアル」とでも題して、自分で電子本として出す予定です。こちらは「Google アナリティクス完全マニュアル」の後継本ということになるでしょう。「Google アナリティクス完全マニュアル」は画面のキャプチャーなどはもう古すぎて使いものになりませんので、絶版にはまだしてませんが、ご注意ください。

関連リンク:
「Google アナリティクス完全マニュアル」発売開始
500円で700ページのGoogle アナリティクス本の収録内容
新しいGoogle アナリティクスに対応した700ページのマニュアル本を500円からのランナップで出す予定

2012/10/27

「Google アナリティクス基礎講座」を読んだ

久々のGoogle アナリティクス本だ。かなりこのアクセス解析ツールも普及してきたので、初心者が手軽に手にしたい本としては手ごろな本に仕上がっているといえよう。

導入(Chapter 1)から基本設定(Chapter 2)、基本操作(Chapter 3)というところで導入から画面操作までを押さえ、主要な分析のためのデータ利用についてはChapter 4と5で扱っている。

Chapter 5では少し高度なレポートまで紹介しているが、さすがにこのボリュームの書籍においてはこの辺りまで網羅的に記述するのは無理があるが、まあこんなことまでできそうだということが伝わればそれでOKだろう。

一方で画面リファレンスなどでは詳細情報まで行き渡っているなど、付録(Appendix)は充実している。

誤字脱字系は別として、少々気になった記述の部分を補足しておきたい。

・P21最後のパラグラフで「1回の訪問につき、目標は1種類のみカウントされます。それが全部で20種類まで設定できます」のところは正確には、「目標は20個まで設定可能。但し1回の訪問で、その各目標は最大1カウントしかしない。購入完了ページを目標URLにしておいたとして、同じ訪問内でそれを2回踏んでもコンバージョン(目標達成)数は1となる。同じ目標URLを別でも登録しておくと、そちらもダブルでカウントすることになる。」

・P78最下部のPointで、前方一致の例の二つ目は結果が○ではなく×だと思う。

・P174二つ目のMemoで「常に直近30日で表示されます。」は31日だと思う。ログイン時の「アカウント ホーム」では過去30日間のデータを表示するのだが、実際の各プロファイルに進むと、過去31日間のデータを対象にしたレポート画面に入る。

・P68一番下の訪問の滞在時間での設定例のコメント「動画閲覧をしてほしいページなどでは動画の秒数など」とあるが、この目標設定は訪問に対して絞り込める目標なので、特定ページの滞在時間に対して設定できないことに注意が必要だ。(2012/10/28追記)

最新の画面のキャプチャーを見ながら初級者がGoogle アナリティクスを使うシーンにおいてはよい本だと思うが、もう少し活用をじっくりして見たい人には「できる100ワザ Google Analytics 増補改訂版 SEO&SEMを強化する新・アクセス解析術」を超える本はまだ出ていないと思う。

最新でも2009年版ですでに3年経っているが、中級者以上が活用本を求めているのであれば、依然こちらがお薦めであることは間違いないだろう。そして、最新画面キャプチャーで網羅的なマニュアル本が必要な方には拙著のPDF本「Google アナリティクス完全マニュアル」がお薦めだろう。

<目次>
Chapter 0:Google アナリティクスとは
Chapter 1:Google アナリティクスを導入しよう
Chapter 2:計測のための設定をしよう
Chapter 3:レポート画面の基本操作
Chapter 4:分析の基本
Chapter 5:Google アナリティクスで定期チェックをしよう
Appendix



発行:技術評論社
著者:吉田喜彦
定価:1,680円+税
約22
0ページ

関連リンク:
書評ページをまとめた

2012/10/10

「デジタルマーケターが読むべき100冊+α」で紹介された「Google アナリティクス 完全マニュアル」

翔泳社が2012年10月11日発行の「デジタルマーケターが読むべき100冊+α」で、自著の「Google アナリティクス 完全マニュアル」および、監修と翻訳を手掛けた「Webアナリスト養成講座」の2冊が選ばれた。

「Google アナリティクス 完全マニュアル」販売ページはこちら↓参照のこと
「Google アナリティクス完全マニュアル」発売開始

具体的に言うと、下記の第4章の「デジタルマーケティングを知る44冊」という、この本のまさにど真ん中の「アクセス解析」というテーマで2冊選ばれた。小川 卓氏の選書なので、まあ友情出演みたいなものだとも言えるが、折角選んでもらったので紹介しておく。

第1章:マーケティングビジョナリーが選ぶ54冊
第2章:企業人が選ぶ29冊[大企業編]
第3章:マーケティングの基礎知識を知る21冊
第4章:デジタルマーケティングを知る44冊
第5章:企業人が選ぶ26冊[デジタル企業編]
第6章:業界人&識者が選ぶ43冊

「Google アナリティクス 完全マニュアル」はPDFだ。恐らくこの選書の中で唯一の電子出版ではないのかな。しかも出版社経由でなく、自費出版?は誰もやってないのではないか。まあアマゾンのPOD(print on demand)を利用している「DSP/RTB入門」がそれに近いことをしていると言えなくもないが。

だからアマゾンを検索しても見つからないので、こちら↓の販売ページを参照して欲しいわけ。
「Google アナリティクス完全マニュアル」発売開始

まあこれはマニュアルだし700ページもあるので、これを紙の本にするにはエクセル本くらいにエクセル使っている人が何百万人もいるような市場でなければ紙で出すのはバカだし、出版社がやるはずもない。

それに編集が入ったり、出版社が間に入ったりすることで、確かにいろんなクオリティは上がるだろうけど、辞書や事典に権威やデザインのクオリティを求めて何万円も出すようなマーケットはもうない(ビジネスとして成り立つという意味でだけど)でしょ。

大事なのはスピード。半年も制作に時間を掛けていたら、画面のキャプチャーは全てもう古くなってますよ。逆にそれって概念本ならいいでしょうけど、マニュアルとしては×で、全く使い物にならないというのが、僕の意見。Google アナリティクスなんかは永遠のベータなんだから、そのスピードにあったものにしないとマニュアルにはならない。だから更新版が必要なわけ。

まあ誰かもどこかで書いていたような気がするけど、デジタル時代になっても、底流を流れて普遍的に変わらない「マーケティング」の本も大事だよねってのには完全に同意。でもこのマニュアル本に関して言えば、当然最新情報だけにしか意味も価値もない、鮮魚を売らなければいけないような面倒な情報なのだ。


そしてもう1冊の方、監訳の「Webアナリスト養成講座」は正直言って売れてない。第2刷はされてないし、これからもされないだろう。今回紹介されたことで、少しは見直されて、また手に取ってくれる人(もう書店にはおいてないかな)が増えることを期待しよう。名誉を貰えても嬉しくはなく、実利に繋がらなければ全く意味がないのだ。

米国ではというか世界で有名な「アビナッシュ・コーシック」という人の翻訳書なのだけど、日本ではあまり知られていないのだろう。もっと世界に目を向けようぜ。この本くらい、ウェブアナリストを称するなら読んでおこうぜ。 

確かに原作者の言いまわしはくどいし、慣用句を多用する非常に分かりずらい表現をする。訳書でもボリュームは非常に多く、手にとっても難しそうという感じはするだろう。しかしサイト内のアクセス解析だけでなく、競合分析データなど実は幅広く定量・定性調査データについてカバーしている良書だ。僕のベースであるリサーチ全般を網羅していることに共感があり、翻訳させてもらったということだ。

なお「Webアナリスト養成講座」は売れてないので最近の新刊の「Web Analytics 2.0」の翻訳は諦めざるを得なかった。小川さんも言っているが、英語が得意な、もうこちらの原書を読むのがお薦めだというのはその通りだと思う。言っていることは同じようなことで、情報が新しくなっているからだ。

2012/09/24

「新版 SEM:リスティング広告 Googleアドワーズ&Yahoo!リスティング広告対応 Web担当者が身につけておくべき新・100の法則」を読んだ

リスティングも最近はディスプレイネットワークやスマートフォンなど細かいところでは新しい分野も出てきているし、4年ぶりの改定ということらしい。

操作マニュアル的なものは進化が早すぎて、僕が出した「Google アナリティクス完全マニュアル」のような操作本みたいなのを出しても厳しいとは思うのだが、本書のように原則的な話を中心に書かれた本は、すぐには腐らないのでしばらく手元に置いて重宝することができる。

自分でも細々と検索連動型広告に手を出してはいるが、本格的にはやっていないので、一通り現在のSEMをきちんと学ばせてもらった感じだ。リスティングを自分が手を動かして運用していなくても、お金を投入しているのであれば、本書を読んで基本的な原則を理解しておくことがお薦めだろう。

<目次>
第1章:リスティング広告の基本を理解する法則
第2章:ターゲットを正確に絞り込むキーワードの法則
第3章:良質なクリックを集める広告テキストの法則
第4章:コンバージョンにつなげるランディングページの法則
第5章:品質とコンバージョンを高めて運用する法則
第6章:ディスプレイネットワーク広告で幅広いサイトに広告を配信する法則
第7章:リターゲティング広告で見込顧客を取り組む法則
第8章:スマートフォン向けのモバイル広告を極める法則
第9章:Google アナリティクスで高度な分析を行う法則




発行:インプレスジャパン
著者:寳洋平、 岡本典子、齊藤康祐
定価:2,200円+税
約22
0ページ

関連リンク:
書評ページをまとめた

「ウェブ分析レポーティング講座」を読んだ

「はじめに」で筆者が述べているように、本書は分析手法を紹介する本ではない。データの取得方法と加工方法、伝え方や活かし方のノウハウをまとめたものだ。

アクセス解析特有の部分もあるが、その多くはその他の数字が掲載されている様々な報告書においても実践できる内容となっている。もちろんそのまま使うことはできない。

例えばどういうコミュニケーションを関連部門とするのかや、グラフ化、表の使い方、最終報告で何をポイントに伝えるのかというのは、類似のビジネスシーンでも活用できるだろう。

グラフ化みたいな部分で言えば、それだけに特化した専門書は数多くあるので個人的にはどうということはないのだが、このようにアクセス解析といった何かの業務を軸に、レポート作成から報告までの流れを追った類書は見たことがない(各専門分野であるのかもしれないが)ので、構成は面白かった。

アクセス解析のレポート書きを定例的に行っている人はそれ程多くいるとは思っていないが、そんな市場向けの本を出した出版社と筆者に喝采を送りたい。

<目次>
序章:レポートを作成する10の目的
1:モニタリングレポートの要件定義
2:モニタリングレポート設計書の作成
3:取得できるデータの理解と取得方法
4:モニタリングデータの取得と加工
5:モニタリングデータを報告用の資料に変身させる
6:レポートの報告と共有
7:レポートを活かした改善施策の実施
8:施策の管理と評価を行うキャンペーンレポート
9:各種レポートの特徴とその利用目的
10:レポーティング事例



発行:翔泳社
著者:小川卓
定価:2,600円+税
約290
ページ

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2012/09/12

「ECサイト「4モデル式」戦略マーケティング」を読んだ

まだ発売前だと思うが、献本頂き早速読破した。2008年9月に出した本の改訂版になるのだが、元の本も読んでいるので懐かしさがあった。

全てのECがこれでカバーできる訳ではないが、4つのマトリクスで分かりやすいタイプ別のECの取り組み方が書かれている。商材や商品カテゴリーによって事情は違うので、これをベースに結局は自分でよく考えることが必要だ。ここに答えが書いている訳ではないのだから。

目次を見てもわかると思うが、アクセス解析の細かい分析手法とかということよりも、そもそもECの商売はどうあるべきか、戦略レベルでまずしっかり考えて取り組むことが必要であることを説いた上で、アクセス解析のデータをどう活用するのかということを述べている。

アクセス解析の活用法を網羅的に書いてある訳ではなく、ショップの人が自分でできる最低限の労力で最大の効果を出せる方法に絞り込んである実践的な内容だと思う。特に中小のECサイトを運営している方には是非参考にして欲しい書だ。

ただ、少々残念なのは、Google アナリティクスの画面のキャプチャー数はそれ程多くなかったような気がするので、折角なので新バージョンのレポート画面に差し替えた方が良かったと思う。たしかにレポート画面自体に本質的な意味があるわけではないのだが、画面を見合わせながら本書を読む人が皆無だとは思えないので。

(9/13追記)
あと2箇所気になる部分があったので指摘しておく。1箇所は実害ないのでどうでもいいのだが、月間500万PV上限という制約の話で、こちらは現在多分1,000万に変更になっていると思う。例えばP224に記述がある。他にもあったと記憶している。

もう一つはトラッキングコードなので影響が大きい話。P209の追記例1。ここは追記でなくて、書きかえられるなら書きかえる方がベター。追記しかできないなら仕方ないということで、ASPが提供するECのカートによっては追記しかできないのであれば致し方ないが。

_gaq.push(['_trackPageview', '/step1.html']);
_gaq.push(['_trackPageview']);

_gaq.push(['_trackPageview', '/step1.html']);

とできるなら、こうしておきたい。こうしないと表示されたURLとこの仮想ページ(/step1.html)で2ページ分カウントされてしまう。

<目次>
PART1:ネットショップの経営と戦略
PART2:ECサイト4モデル式マーケティング
PART3:アクセス解析によるサイト改善
PART4:ECサイト4モデル式アクセス解析
PART5:ミッションが戦略を決める
PART6:Google アナリティクスの設定



発行:アスキー・メディアワークス
著者:権成俊、 村上佐央里
定価:2,380円+税
約24
0ページ

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2012/07/02

「日本のデザイン」を読んだ

個人的には非常に興味深く読むことができた。「デザイン」というキーワードが中心に座っているのだが、歴史、文化、産業、技術まで広範囲にわたって話が展開されている。

ある一つのことを深堀するのもいいのだが、このように横に発散的に展開する話も面白かった。一貫しているのは、震災後に書かれたこの本のテーマとしては、まえがきに書いてある次のことに尽きる。それに共感できるのであれば、読んで損はないだろう。

「日本の感受性を、このまま希薄化させるのではなく、むしろ未来において取り戻していくことが、この国の可能性と誇りを保持していく上で有効ではないかと」

<目次>
1:移動---デザインのプラットフォーム
2:シンプルとエンプティ---美意識の系譜
3:家---住の洗練
4:観光---文化の遺伝子
5:未来素材---「こと」のデザインとして
6:成長点---未来社会のデザイン



発行:岩波書店
著者:原研哉
定価:800円+税
約24
0ページ
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2012/06/27

「企業参謀」を読んだ

コンサルティング系の本をまた読んでしまった。まあ文庫本で読みやすいというのもある。

約30年前に書かれたものだが、基本的なコンサルティングのフレームの多くは既に本書執筆の時代にも整理されているということは確認できた。

コンサルティング手法系の本を読み漁っている人には新しい発見はないと思うが、古典的・基本的なコンサルティング視点、ものの見方みたいなものを知りたい方には手軽でピッタリではないだろうか。

<目次>
第一章:戦略的思考入門
第二章:企業における戦略的思考
第三章:戦略的思考方法の国政への応用
第四章:戦略的思考を阻害するもの
第五章:戦略的思考グループの形成



発行:講談社
著者:大前研一
定価:448円+税
約22
0ページ
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2012/06/22

「あなたがお金で損をする本当の理由」を読んだ

どんなコピーにすれば人の財布のひもを緩められるか、逆に騙されないようにするにはどうすればよいか。そんなことが分かりやすく紹介されている本だ。

文庫なので、しっかりしたセールス本、マーケティング本みたいなものを読み漁っている方には今更なものばかりだと思うが、あまりそういう本を読んでない人には読みやすいのでお薦めだ。

37の小ネタ集になっているが、付箋が付いた部分だけ紹介しておく。
・「希少性の原理」があなたを突き動かしている
・「フレーミング」によって判断している
・「ついで買い」は金銭感覚のマヒ
・「あずかり効果」で自分のものが高い価値があると思いこむ
・現状を基準にせず、ゼロクリアして考える
・無意識に自分の望んだ情報だけを集めている
・オークションで「呪われた勝利」に陥らない
・段階的要請法に騙されないこと

<目次>
第一章:あなたを無意識に動かす「経済の心理法則」
第二章:「合理的行動」で損をする謎
第三章:知ってるようでしらない「経済」の大原則
第四章:人生のリスクをチャンスに変える経済学的解決法



発行:日本経済新聞出版社
著者:長瀬勝彦
定価:667円+税
約25
0ページ
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「聞く力」を読んだ

グループインタビューの担当者なんかだったら、もの凄く実践的に役立つような気がするが、普通のビジネス、知人との何気ない会話でも役に立つ内容だ。

35のヒント全部にピンと来なくても、なるほどと思うことは幾つも見つかるはず。付箋が付いた部分だけ、紹介しておく。

・「この人に語りたい」と思うような聞き手になればいい
・「知っているけど、細かくは知らない」くらいがいい
・同じ質問にうんざりしている人もいることを心しておく
・その人物に対する一般の人の素朴な疑問は何かを考える
・人はそれぞれの人に向き合う別の顔がある
・オウム返しも有効
・安易に「わかります」と言わない
・「段取りだけに囚われて、話の内容に心が向いてない」ことの無いように
・人にはそれぞれ話すテンポがある

<目次>
Ⅰ:聞き上手とは
Ⅱ:聞く醍醐味
Ⅲ:話しやすい聞き方




発行:文藝春秋
著者:阿川佐和子
定価:800円+税
約25
0ページ
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2012/06/16

「真贋」を読んだ

仕事とはあまり関係ない本をどんどん読んでいくシリーズの第2段。2012/3に亡くなった思想家/詩人/批評家の吉本隆明氏の2006年の本だ。

簡単にスパッと切れるような本ではないが、いくつか気になった文章とそれについての意見を書いておく。

「時代が下るにつれて精神はだんだんダメになってきたという言い方が、一般論としてはあり得るような気がします。」とあるのだが、少々違うのではないかと思っている。真意は同じなのかもしれないが、人間の本質は道具が進歩してもそれ程急激に進化しないので、相対的に心身ともに時代についていけないということだと思っている。

「日常生活では...あるいは家庭の中で何か問題があるかどうか、などといったことと、その人自身がプロとして優れているかどうかということは、区別して考えるべきだと思っています。」というのは凡そ同意できる。人間だれしもが聖人君子なんてことはないから。

そして最後のパラグラフ「なにはともあれ、いまは考えなければならない時代です。...いま、行き着くところまできたからこそ、人間とは何かということをもっと根源的に考えてみる必要があるのではないかと思うのです。」は、行き着くところまで来たとは思っていないが、常に考えることは大事だということだろう。

何れにしても人生経験の長い人の文章には含蓄がある。

<目次>
第一章:善悪二元論の限界
第二章:批判眼について
第三章:本物と贋物
第四章:生き方は顔に出る
第五章:才能とコンプレックス
第六章:今の見方、未来の見方



発行:講談社
著者:吉本隆明
定価:495円+税
約26
0ページ
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2012/06/05

「ハーバード白熱日本史教室」を読んだ

ユニークな経歴をもち、30歳の若さでハーバードの教壇に立つ女性の本だ。基本的に新しい日本史の考え方や、大学以上の生徒への教え方などに興味がなければお薦めはしない。

先生稼業も多少やっているので、アクティブラーニングの部分とかは個人的には楽しませてもらった。まあデジタルハリウッドでアクティブラーニングくらいは教員研修でもやっているので、それほど驚く話ではなかったが、仕事とはあまり関係ない本も積極的に読むように最近は心掛けておるので。

<目次>
第一章:ハーバードの先生になるまで
第二章:ハーバード大学の日本史講義Ⅰ
第三章:先生の通知表
第四章:ハーバード大学の日本史講義Ⅱ
第五章:3年目の春



発行:新潮社
著者:北川智子
定価:680円+税
約19
0ページ
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2012/05/29

「動員の革命」を読んだ

まあソーシャルが流行っているので、取り敢えず読んでおいたという感じ。最近炎上した「個人への寄付」みたいな話もあり、現在進行形で起きているソーシャルに興味を持っている人なら読んでおいて損はない。

幾つか気になったキーワードだけ拾っておく。
・インターネットはストック型からフロー型へ
・ソーシャルメディア革命とは「動員」の革命なのです
・中国の「金の盾」はハッタリ
・情報発信をしなければリターンはない
・イベント告知は前日と4-5時間前が効果的
・ソーシャルから情報が消えないのが深刻な問題
・これから寄付がブームになる
・クラウドファンディングからファンクラブモデルへ

<目次>
第1章:ソーシャルメディア×革命
第1章対話編:モーリー・ロバートソン×津田大介
第2章:ソーシャルメディア×情報発信
第2章対話編:宇川直宏×津田大介
第3章:ソーシャルメディア×震災
第4章:ソーシャルメディア×未来
第4章対話編:家入一真×津田大介
特別鼎談:事実と意見



発行:中公新書ラクレ
著者:津田大介
定価:760円+税
約26
0ページ
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2012/05/19

「理科系の作文技術」を読んだ

初版は1981年で70版以上を重ねている本だ。さすがにOHPとかプレゼン技術的な部分については一部古くなっている内容もあるが、殆どはそういう表層的な話ではないので、今でも有効に活用できる本質的な記述が殆どだ。

大正6年生まれの物理学者で、Wikiを見る限りではまだご存命なのだろう。タイトルの通り彼自身が科学者であり、若手の研究者や学生のために、論文などを書くときの心得的なものをまとめたものだ。

論文や学会発表は普通のビジネスマンには関係ないかもしれないので、10章・11章あたりは参考にならないかというと、そうでもない。IT系の僕らには小説家のような文章を書く必要はなく、ジョブズのようなプレゼンを目指す前に、まずは着実にこういった本から学びとるべきだろう。

<目次>
第1章:序章
第2章:準備作業(立案)
第3章:文章の組立て
第4章:パラグラフ
第5章:文の構造と文章の流れ
第6章:はっきり言い切る姿勢
第7章:事実と意見
第8章:わかりやすく簡潔な表現
第9章:執筆メモ
第10章:手紙・説明書・原著論文
第11章:学会講演の要領



発行:中公新書
著者:木下是雄
定価:700円+税
約24
0ページ
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2012/05/03

「IDの秘密」を読んだ

もう少しオンライン上でのID、パスワード、プライバシーの話があるかと思っていたが、ID全般に亘る話だった。

目次見てわかるとおり、バーコード、QRコード、IDタグといったところまで網羅的に押さえておきたい人にはお薦めだろう。

個人的に興味深く読めた部分は、ICタグでは利益受益者と費用負担者が一致していないとうまく普及しないといった話や、役所の補助金が出ている実証実験がうまくいきにくい訳、万引き対策とプライバシーなどといったところだろうか。

直接仕事には関係ないけど、まあ楽しく読めた。

<目次>
第1章:IDとは
第2章:身近なIDに隠された秘密
第3章:バーコードの秘密
第4章:電波を使ったバーコード(IDタグ)
第5章:電子カード、電子定期券の秘密
第6章:あなたのIDの秘密
第7章:IDをつくる
第8章:IDの時代



発行:丸善ライブラリー
著者:佐藤一郎
定価:760円+税
約24
0ページ
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