アクセス解析における「セッション滞在時間」とは、WAAの定義集から

赤字部分は私のコメントであり、WAA定義集の翻訳ではないので注意。

セッション滞在時間（Visit Duration）

種類：ディメンジョン

計算：
セッションの時間の長さ。典型的な計算方法は、セッションの最後の行動の時間と、セッションの最初の行動の時間との差分。

ノート：
滞在時間（Time Spent）とも言われる。セッションでたった1度の行動しかなかった場合（1ページだけの訪問あるいは1イベントだけの訪問）は、2回目の行動の時間がないために全体の滞在時間は不明で、セッション滞在時間は通常レポートされない。滞在時間が計算できない場合、時々ゼロ秒という値が使われることがある。このゼロ秒の滞在時間が含まれている場合は、全体の平均セッション滞在時間を大きく下げてしまうことがある。サイトの直帰率が30％くらいは普通なので、全体の3割のセッションがゼロ秒で集計されてしまうのと、そうでないのとは大きな違いになる。ページ滞在時間という指標がこの定義集にはないが、これも最後の閲覧ページとなった場合には、計測できないので、同様の問題が生じる。

ベンダーへの質問：
1.ゼロ秒セッション - セッション滞在時間の計算にゼロ秒を含めているかどうか？いくつかのベンダーでは含めているし、そうでない場合もある。
2.セッション滞在時間の区切り- ページビューのための時間（timestamp）は、セッション滞在時間の計算のために、ただ1つだけ使われているか、それとも他の行動（エラーやイベントなど）も考慮された時間が使われているか？

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