2011/02/25

娯楽のインターネットをする人は国民の約2割、メディア関係者必見の国民生活時間調査

2011/2/23のNHK放送文化研究所の「2010年国民生活時間調査報告書」から
http://www.nhk.or.jp/bunken/research/life/life_20110223.pdf

趣味・娯楽・教養のインターネットをする人は平日で20%、土曜21%、日曜21%とどの曜日も、およそ2割である。行為者平均時間は、平日1時間53分、土曜2時間19分、日曜2時間24分で、平日と比べ、土曜・日曜で長くなる。

・調査対象日(2日間)の午前0時から24時間の時刻別(15分きざみ)の生活行動と在宅状況を調査
・2010年10月14日(木)~24日(日)を調査期間として、2日ずつ4回に分けて調査を行った
・調査対象は全国の10歳以上の7,200人、回収率は68.1%


主な結果;
・高年層に支えられる“テレビ、ラジオ、新聞”
・広がる“ビデオ・HDD・DVD、ネット”の利用
・夜から朝へシフトする“仕事”
・男20・30代と70歳以上で増加した“家事”
・減少を続ける睡眠時間
・長期的に減少する拘束行動、増加する自由行動


国民全体で趣味・娯楽・教養のインターネットをする人は平日で20%、土曜21%、日曜21%とどの曜日も、およそ2割である。行為者平均時間は、平日1時間53分、土曜2時間19分、日曜2時間24分で、平日と比べ、土曜・日曜で長くなる。

男女年層別にみると、男女とも20代でインターネットをしている人の割合が最も高く、平日・土曜・日曜いずれも行為者率が3割を超える。時間量をみると、男20代では平日でも全員平均時間で1時間8分と他の年層に比べて長い時間をインターネットに費やしている。土曜・日曜は男20代に加えて男10代・女20代も全員平均時間がほぼ1時間となっている。

インターネット利用を、ほかのことをしながら使っている「ながら」利用と、インターネットだけをしている「専念」利用に分けて時間量を比べると、「ながら」より「専念」の方が多い。また平日<土曜<日曜の順に「専念」の時間が長くなるなおインターネットと「ながら」で行われている行動で最も多いのはテレビである。





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