2010/11/25

URL構造とアクセス解析ツールの仕様について(2) [週刊IFWA 2010/8/16]

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■URL構造とアクセス解析ツールの仕様について(2)

前回の(1)では、アクセス解析のディレクトリ集計のレポート画面のインターフェースについてお話しました。全ての階層のディレクトリが同等に扱われるタイプと、階層別に展開していくことのできるタイプがあり、個人的には情報構造とURL構造を揃えた上で、階層別に展開していくことのできるツールで見るのがしっくりくるという話でした。

今回は参照元(リファラ)のレポートの見せ方の違いについて考えていきます。ディレクトリの話とも共通しますが、私は基本的に森を見てから木を見る方法をとります。参照元で具体的にどういうことかと言いますと、まずはサブドメインレベルで変動を確認した後、ページレベルという順番でその変動の原因を追っていくということです。

多くのツールでは、まず参照元を大きく3分類して見せてくれます。「参照元なし」「検索エンジン」「その他のサイト」の3種類です。今回はこの「その他のサイト」の深堀について焦点を当てます。

細かい話をする前にhttp://abc.example.com/xyz.htmlというURLを例にした場合での言葉の意味を定義しておきます。「ドメイン」「サブドメイン」「ページ」を下記の意味で使います。
ドメイン:example.com
サブドメイン:abc.example.com
ページ:abc.example.com/xyz.html

例えばGoogle Analyticsではトラフィック >> 参照元サイトのメニューに該当する部分ですが、これがサブドメインレベルを単位として、どのサイトからの流入があったのかを示してくれるレポートです。

表示が一部ドメインレベルになっているのは、頭にwww.が付くサブドメインに限ってはwww.を省略しているからで、基本的にはサブドメインが集計単位になっています。Google Analyticsでは、このレポートで各サブドメイン名をクリックするとそのサブドメインのページレベルの参照元に展開してくれます。

続いてYahoo!アクセス解析のパターン。こちらは「参照元ドメイン」と、「参照元URL」という二つのレベルで参照元をレポーティングしてくれています。このレポート形式もよくあるパターンです。

「参照元ドメイン」はサブドメイン単位でまとめてくれており、「参照元URL」はページ単位でレポートしてくれます。Yahoo!アクセス解析の「参照元URL」レポートの難点は、検索エンジン経由のページも全て入っているため、下記のようなURLで埋め尽くされて見づらいということでしょうか。

http://www.google.co.jp/search?sourceid=navclient&hl=ja&ie=UTF-8&rlz=1T4GFRE_jaJP390JP391&q=%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88+%E6%99%82%E9%96%93%E5%B8%AF

別のツールですが、ドメインレベルとページレベルでの表示はあるけど、サブドメインレベルでの表示がありません。これは少々使いにくいです。ヤフーのように非常に多くのコンテンツを保有し、多くのサブドメインに分かれているような場合、ドメインレベルで括られても大きすぎて使えないのです。「森」で見たいのに、「大陸」で見るようなものです。

下記ヤフーの例を挙げれば切りがありませんが、何百あるのか何千あるのかも想像できませんので、基本はサブドメインでまとめて欲しいと思います。
www.yahoo.co.jpはトップページからの流入
jp.f**.mail.yahoo.co.jpはYahoo!メールからの流入
search.yahoo.co.jpはYahoo!検索からの流入
dailynews.yahoo.co.jpはYahoo!ニュースからの流入
などなど

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