2007/12/27

ネット誘導型テレビCM、2007年9月は全体の43.3%

ビデオリサーチは12月13日、ネット誘導型テレビCMに関する分析結果を発表した。

対象とするテレビ広告統計の範囲は、関東地区の民放5局において、CMの中で視聴者に対して企業・商品・サービスのWEBサイトへの接触を働きかける文字情報や表現が表示されたCMが対象。今回は、「URL表示CM」「検索窓表示CM」「WEB関連ワード表示CM」の3つのタイプに分類している。

2007年9月度のデータでは、CM総出稿本数が118,251本で、その中のネット誘導型CMは51,170本と全体の43.3%を占めている。広告主数は659社で全体の58.3%になる。

タイプ別では、 1年前の2006年9月度と比較して、「検索窓表示タイプ」「WEB関連ワード表示タイプのCM」が増えており、特に「検索窓表示タイプ」は3.5倍も出稿本数が増加している。

業種別にCM全体に占めるネット誘導型CMの割合をみると、車などの「輸送機器」では76.6%と全体の4分の3以上をネット誘導型のCMが占めている。これはネット誘導型CM全体では12.3%の本数シェア。また、携帯電話・着メロなどを含む「サービス・娯楽」の業種では、ネット誘導型CMは全体の約半分のシェアだが、ネット誘導型のCM全体でみると16.2%を占めており、最も多い業種となっている。









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