2007/11/21

%と%を比較する時は「ポイント」と言おう

これも前のエントリーで書いたのと同じブログ内で、次のような記述があったので、話題にしたい。

「8月はAサイト訪問者のうち57%の訪問者がBサイトにも訪問していた。10月は同69%の訪問者が...。つまり両方のサイト訪問者が22%増加した。」ということで、電卓の登場だ。(69-57)/57=0.2105。多分69%や57%は、小数点一桁くらいまであって、実際の計算はそれを使ったのだろう。やはりそうか、この人は%と%の比較に%を使ったんだ。

欧米では同じ表現方法はないのか知らないが、%と%の動きを表すためには「ポイント」という言葉を使うのが正しい。上記の例では、「両方のサイト訪問者が12%増加した。」と表現しても違和感は無いだろう。こちらは69%-57%=12%というのがその根拠。つまり%と%の比較は非常に紛らわしい。そのために誤解が生じないように、%と%を比較する場合は、%の差を「ポイント」という言葉で一義的に定義しようという知恵である。

この例はウンザリするほど見聞きするが、実はこちらも耳で聞いた印象は、愕然とするほど大きな違いがある。例えばある割合が5%が10%になったとき、「5ポイント増」と聞くか「100%増」と聞くか想像して欲しい。この罠に陥らないためにはMatrix集計は%だけでは実態がわからないでもご紹介したように、%と共に絶対値表記も併用するという知恵を使おう。

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