2011/03/29

震災の影響により首都圏ライフライン関連サイトの訪問者が大幅増

2011/3/29のネットレイティングスのリリースから。http://www.netratings.co.jp/New_news/News03292011.htm

多くのニュースサイトが地震発生の前週よりも訪問者数を伸ばしていた。特に伸びが大きかったYahoo!天気情報では地震情報のコンテンツ。そのほか、日本経済新聞やNHKをはじめとする各ニュースメディアは地震に関連する様々なニュース記事が読まれていた。

電力や交通機関などのライフライン関連サイトも訪問者数が増加していた。東京電力は地震発生翌日の3月12日に計画停電実施の方針を明らかにしたため、停電情報のページがよく見られていた。東京メトロ、JR東日本などの鉄道各社は、地震発生以降の運休や運転本数の制限を実施したため、運行情報のページが訪問者増加の要因となっていた。

ソーシャルメディアなど、その他のサイトでも訪問者を伸ばしていたサイトがいくつか見られた。Ustreamは、地震発生後まもなく、NHK総合テレビで放送している地震速報が配信され、テレビ視聴のできないオフィスユーザーの閲覧が多くなっていた。Twitter、Facebook、mixiは、特定の地震関連コンテンツが多く見られたというよりも、友人や家族の安否確認、地震に関する情報収集による利用が盛んになったと考えられる。



0 件のコメント: