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■ 私が利用したトリックを暴いてください
宣伝も合わせて言ってしまうと、2012年7月に発行した電子書籍を紙で出すという話がありまして、ようやく先週頃から実際にお届けできるようになりました。
AmazonのPOD(注文生産方式)なので基本的には書店で買えませんし、700ページで電話帳のようですから、どうしても物理的に手元に置いておきたい方向けです。
http://www.amazon.co.jp/dp/4844395378/
本の厚さは5cmもあるので、こんな写真↓を紹介しました。
http://ibukuro.tumblr.com/post/41491716074/google
Facebookで久しぶりの投稿をしたのですが、自分でも後で気が付いたトリックを複数利用していました。この写真を見て、どういう方法で何が結果的に誇張されているかわかりますか?
写真を撮ろうとした意図は、この比較した本(こちらはハードカバーですが)と厚さがほぼ同じであるという点だったのですが、写真を撮る構図を調整した結果、こうなりました。
注意深く見るとわかりますが、二つの本が正確には平行に並んでいません。
比較本の方が僅かですが直角に近い置き方をしています。これによって、私の本の厚さは過小評価される(比較して細く見える)のですが、見えている表紙の面は過大評価されます。
厚さと面積が全体量を構成することを考えれば、3次元で写真を撮って比較するのには問題がある訳ではありませんが、傾きを変えることで奥行き効果を歪めるという「操作」はできるのです。
意図的に考えてやった訳ではありませんが、自然に強調したい方を中心に物事を動かしてしまうということでしょうか。自分の何気ない行動について、ハッと気が付きましたのでネタにしてみました。
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