定期メルマガの巻頭コラムのアーカイブです。メルマガの登録はこちら↓からどうぞ。
先週は日本でアドテック開催、米国ではGoogle Analytics Summit 2012などが開催され、様々な情報が飛び交っていました。
どちらにも言えることは、より効果測定の精度が高くなる動きが進んでいるということでしょう。
例えばアドテックでは、最終日にヤフーが認定第三者配信アドサーバーとしてMediaMindを採用するというニュースが流れましたし、GAサミットの方では、デバイスに関わらずユーザーIDを付与したり、ユーザーでセグメントできたり広告データを統合するような仕組みのアナウンスもあったようです。
結局、訪問ベースではなく人ベースで、広告接触やコンテンツ接触などを経て態度変容というのか、サイトの目標に向かって進んでいくので、それらのデータが統合的にないと総合評価が難しいわけです。
まあビッグデータではありませんけど、データ処理のスピードも速くなってきたので、データ統合して全体最適を求める流れに、仕組みやシステムの方が追いついてきたということでしょう。
かと言って、皆がこれに取り組む必要があるかというと、違うと思います。全体最適化する前に、まだまだ例えばリスティングなどですら、部分最適化もできてないサイトが全体最適ができるとは思えません。
また費用対効果がどの位見込めるかということなしに投資はできませんから、まずは大規模ECサイトなどから、成功例が出てきて欲しいと思います。そこから徐々に投資判断が進んでいくのではないでしょうか。
1 件のコメント:
このニュースは衝撃的でした。
本当に、アドテクノロジーの進化には、目を奪われます。
いちWeb担当としては、様々な施策を統合的に補完し合いながら、効果を高めるべくトライする。
そんな事を考えながら、日々模索中です。
コメントを投稿