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http://ibukuro.blogspot.com/2010/07/blog-post_12.html
■ 言葉の定義が曖昧ではスタート地点にすら立てない
最近様々な「××マーケティング」といった言葉が出てきて、識者の間でいろいろと議論されてるのを傍からみてますが、人によって言葉の定義が異なるために議論が噛み合っていないということがよくあります。
アクセス解析の世界は数字が基本なので、議論が噛み合わないとか、誤解は少ないかというと、事情は全く同じです。アクセス解析イニシアチブでは、用語定義ガイドラインというものを作りましたが、残念ながら力不足で、とても理解が世の中に浸透しているように感じません。
アクセス解析の集計と用語定義ガイドライン第2版を発表
http://a2i.jp/activity/release/4947
下記更新情報の最後の★(注目記事の意味)は自分の原稿に付けたのですが、アクセス解析でも最も基本的な「ユーザー」という言葉も「訪問」を意図しているのか、「ユニークな訪問者」を意図しているかで意味が大きく変わります。
アクセス解析の世界で言えば、言葉の定義といった基礎は面白くないものですが、大して勉強するのに時間も掛かりませんから、しっかり押さえた上で応用・活用の方に進んで頂きたいと願っています。
ここが曖昧だと結局、今更聞けない言葉に何度も躓いて、スタート地点に戻させられることになりますので、急がば回れです。
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