2011/05/18

クラウドサービスを利用している企業の割合は13.7%で、利用企業の約8割は効果があったと回答

2011/5/18の総務省の平成22年通信利用動向調査から。http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01tsushin02_01000014.html
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/statistics05.html
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/GL08020103.do?_toGL08020103_&tclassID=000001031669&cycleCode=0&requestSender=estat

企業調査編の実施月は2011/1、常用雇用者規模100人以上の企業を対象に調査。サンプル数は5,160企業で、有効回収数は2,119企業で、有効回収率は44.5%。郵送法だ。

クラウドサービスを利用している企業の割合は 13.7%であった。資本金規模別に利用状況をみると、資本金規模の大きさとサービスの利用状況は概ね比例関係にあり、資本金50億円以上では29.5%の利用率となっている。 また、サービスを利用している企業における利用効果をみると、「非常に効果があった」、「ある程度効果があった」を合わせると79.9%と、約8割の企業が効果があったと回答している。

クラウドサービスを利用しない理由としては、「セキュリティに不安がある」が37.9%と最も多く、次いで、「クラウドサービスの導入に伴う既存システムの改修コストが大きい」(36.4%)、「ニーズに応じたアプリケーションのカスタマイズができない」(26.2%)となっている。

テレワークを導入している企業の割合は、12.1%であった。資本金規模別に導入状況をみると、資本金規模の大きさと導入率は概ね比例関係にあり、資本金50億円以上では28.4%の導入率となっている。テレワークを導入している企業のテレワークの効果についてみると、「非常に効果はあった」、「ある程度効果はあった」を合わせて9割強(95.4%)の企業がその効果を認めている。







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