2011/01/24

広告を“自分ごと”として捉えてもらえるかが、セールスプロモーションを大きく左右する、「雑誌広告価値調査」から

2011/1/20発表の出版5社共同プロジェクト「マガジェンヌレポート 雑誌広告価値調査」から
http://ad.kodansha.net/pdf/magasienne.pdf(講談社のサイトから)

実施主体は講談社と光文社、集英社、小学館、マガジンハウス。女性誌10誌を対象に共通の設計で行うもの。

「自分ごと化」判定項目
■:この情報源はいつも自分のそばにある
■:この情報源には、構えず気楽に接している
■:この情報源の情報や提案なら間違いないと思う
■:この情報源の情報や提案が、自分の生活や好みによく合っている
■:この情報源の情報や提案は、自分になじむ、すんなり入ってくる
■:この情報源に触れることで、行動する気持ちが起きる、背中を押される
■:この情報源の情報や提案を取り入れて行動することがある
■:この情報源の情報や提案を、人に教えたいと思う


調査結果から:
・広告を“自分ごと”として捉えてもらえるかが、セールスプロモーションを大きく左右する
・雑誌の「自分ごと化」の度合いが高い層ほど、広告の感受が強く購買意欲につながる
・雑誌の「自分ごと化」の度合いが高い層ほど、ファッション&ビューティ意識も高い
・ファッション、ビューティ広告といえば雑誌。購買プロセスへの影響力も大きい
・雑誌の「自分ごと化」の度合いが高い層ほど、トーカビリティが高く話題提供者となり得る




昔、日経BPにいて、こんな調査は日常茶飯事にやっていたので、まあそうだよねくらいなんだけど、こういうのはもっと定常的にやっておくべきものではないのかなあ、一般誌でも。図表なども膨大にあるんだけど、何かインパクトがあるものを見つけにくかった。

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