PCのクーポン共同購入サイト全体の推定訪問者数の推移をみると、8月度は159万人規模でしたが、9月度には200万人を超え(228万人)、さらに10月度では306万人となり、この2ヶ月間で、約2倍の伸長ぶりを示す結果となりました。また、広がりだけではなく、平均接触回数(8月度:3.6回→10月度:7.4回)や平均視聴ページ数(8月度:6.8ページ→10月度:15.3ページ)など、接触の深さを表す指標についても上昇していることがわかりました。
これらクーポン共同購入サイトは、クーポン利用の波及効果を狙う上でソーシャルメディアとの連携がポイントとなっており、概ねTwitterの公式アカウントを開設していますので、今回はその重なり具合を検証してみました(twitter.com全体にて集計)。その結果、10月度のクーポン共同購入サイト訪問者の約半数(48%・147万人)がTwitterも接触していることがわかりました。データ上からもTwitterとの親和性が高いと言ってよいようです。
一方、モバイルでの動向をみると、9月度時点のクーポン共同購入サイト接触率はi-modeユーザーで10.9%、Yahoo!ケータイユーザーでは6.1%を示しており、モバイルにおいても着実に浸透していることが窺い知れます。
最後にクーポン共同購入サイトのインターネット広告出稿状況についてみてみると、10月度では9サービスのPCインターネット広告が確認でき、トータルでは約1.5億imps規模であることがわかり、モバイルインターネット広告も含め、積極的に広告出稿していることが窺い知れます。
注)PCに関する文中の数値はすべて、自宅内PCインターネット利用者の推定値
関連リンク:
共同購入型クーポンサイトの「Qpod」、「Piku」の訪問者数が200万人を突破 (ネットレイティングス)
2010/8日本のクーポン共同購入サイト訪問者数、6月の5.4倍に(ビデオリサーチインタラクティブ)
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