2009年度の国内デジタルサイネージ市場規模は、前年度比100.8%の55,708百万円となった。中でも、販促ツールや広告媒体、情報共有ツールとして昨今注目を集めている狭義のデジタルサイネージ市場規模は、前年度比104.8%の34,360百万円となった。
2010年度は「大手コンビニエンスストアの導入」「鉄道系デジタルサイネージの増設」といったロケーションの拡充、低価格帯のデジタルサイネージ(スタンドアローン型やASP/SaaS型)の普及により、デジタルサイネージ市場が前年度比114.2%の63,598百万円、狭義は同112.6%の38,700百万円になると予測する。
2014 年度には“1,000 億円”を超え、2015 年度には1,300 億円に迫ると予測する。特に、狭義のデジタルサイネージについては、中央省庁が通信政策の見直しを行う中で、デジタルサイネージ市場の活性化にも積極的に取組んでおり、2009 年度34,360 百万円の市場が、2015 年度には約3 倍の94,600 百万円になると予測する。
関連リンク:
デジタルサイネージ国内市場、2015年に1兆100億円に(シード・プランニング)
2008年度のデジタルサイネージ市場規模は553億円(矢野経済研究所)
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