2010/06/03

日本のビジネスPCユーザの8人に1人は社外で仕事ができる環境に

2010/6/2のIDC Japanのリリースから。
http://www.idcjapan.co.jp/Press/Current/20100602Apr.html

・2009年 ビジネスモビリティのPCユーザーは、414万人、全法人PCユーザーの12%
・2009年~2014年の年間平均成長率は7.8%、2014年のユーザーは602万人に達する
・2014年のスマートフォン市場は、約1,500万ユーザーに達するが、法人ユーザーはその5%にとどまる

なお「ビジネスモビリティ」をPC、携帯電話、あるいはスマートフォンなどを利用し、社外で必要なデータやアプリケーションにアクセスでき、あたかも自席で仕事ができることと定義。また社外でPCをビジネス用途で利用しているユーザーを狭義の「ビジネスモビリティPCユーザー」と定義。

ビジネスモビリティを望む潜在ユーザーは多く、2009年~2014年のビジネスモビリティPCユーザーの年間平均成長率は7.8%、2014年には602万に達すると予測。

一方スマートフォン市場は、法人、個人を合わせると2009年は2008年の約3倍の204万人に増えたが、全携帯電話加入者の約2%にとどまっている。機種別で比較すると、2009年はiPhone中心の競争の構図となっているが、今後は、Android 端末が主流となる可能性が高いと考えられる。

IDCではこの市場が今後、大きく伸びるとみており、2010年には約410万人、2014年には約1,500万人に達し、全携帯電話加入者の約12%を占めると予測。しかし、ビジネス市場への普及は限定的であり、オープンプラットフォーム環境の整備や開発環境が大きく改善されない限り、2014年でも全スマートフォン市場の約5%にとどまるとIDCではみている。

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