一人当たりのインターネット利用時間の2004-2007の年平均成長率を、2011年までそのまま使い続けて、2010年6月には一人当たりインターネット利用時間が、テレビの利用時間を抜くと予想している。
しかし変だと思わないだろうか。テレビ視聴時間は当然成熟しているので、全く伸びないとしている。一方ネットの方は、過去勢いが良かった発展途上の年平均成長率を、そのまま何年も先まで同じ数字で続けるという論理は厳しい。
まずはメディア消費の総時間が伸びないという前提(本当にそれでよいかも議論が必要)で、その中のウェイトがどう変わっていくかをきちんと議論すべきで、有限な時間消費のある一つのものだけが、継続的に伸び続けるという前提がおかしいと思う。
もちろん全体の文脈では、ネットが重要になるよというデータを示したかったんだろうけど、別にこんなにセンセーショナルにする必要は無いし、予想の仕方としてはどうかなあと。
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