2009/03/17

脳科学を活用しブランドと生活者の関係形成を調査

2009/3/13の博報堂のニュースから。
http://www.hakuhodo.co.jp/pdf/2009/20090313.pdf

最近ニューロマーケティング系の本もまとめて読んでいる。これはfMRI使ったもので、「ともに強力なファン層を持つサッカーチームの『ガンバ大阪』と、米国バイクブランド『ハーレーダビッドソン』を分析対象に設定し、ブランドに関わる数タイプの画像素材をそれぞれのファンに提示し、脳活動をスキャンしました。その結果、ファンとブランドの絆形成メカニズムが共通ではなく、それぞれ異なることが確認されました。」ということで、下記もリリースの一部そのまま。

<それぞれのファンの間に見られた違い>
◆他ブランドとの競争(敵対)関係が強い強力ブランド(ガンバ大阪)
◆他ブランドとの競争関係ではなく独立した強いポジションを持つ強力ブランド(ハーレーダビッドソン)

つまり、ガンバ大阪は他ブランドとどれだけ差別化しているかを、ブランドマーク、ユニフォーム、ブランドイメージ等で競合との違いを際だたせることでファンの強いロイヤルティを維持しているのに対し、ハーレーダビッドソンではハーレーのバイクに乗ること、ハーレーイベントへの参加のような個々人のハーレー体験に対する共感の強さがロイヤルティの根源となっていると考えられます。

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