2009/03/17

アクセス解析(ウェブサイト)のKPI指標「特定セグメントの訪問者割合」

Eric T. PetersonのThe Big Book of Key Performance Indicatorsから。
特定セグメントの訪問者割合(Percent Visitors in a Specific Segment)
「新規」、「再訪問」は単純な顧客セグメントで、サイトの追跡でよく使われる。これらの一般的なセグメントでとどまらず、最も価値のある訪問者セグメントに関するKPIを作ろう。

定義(Definition)
多くのサイトでは、“高価値顧客”や“検索マーケティング施策によって来た訪問者”などといった複雑な顧客セグメントを把握している。どのようなセグメントを追跡しているにせよ、そのセグメントの訪問者割合は単純に:
該当セグメントの訪問者数÷全体の訪問者数=該当セグメントの訪問者割合

それを定義するのはばかばかしいことに聞こえるかもしれないが、これはKPIの本だ。使っているツールが訪問者をセグメントできるなら、提供している基礎的な指標は、特定期間の該当セグメントの人数だろう。

説明(Presentation)
この種のKPIで最も重要なことは、そのセグメントが明確に定義されていることである。一般的に、自社でよく使われている言葉を用いて、そのセグメントを定義し、レポートでも参考情報として明記しよう。

期待値(Expectation)
このKPIがどのように振舞うべきかの期待値は、そのセグメントがどういうものかに完全に依存する。

行動(Action)

繰り返すが、Web Analyticsのゴッド・ファーザーであるJim Sterneも言うように、“事と場合に因る”のだ。しかし、この指標をレポートで提供する前に、どういう行動を取ればこのセグメントの割合が増減するのかを明確に理解しておく必要がある。

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