2009/01/18

IABのドキュメントの時間計測の例の意味がわからん

IABのAudience Reach Measurement Guidelines原案についての追記。
http://www.iab.net/media/file/Audience_Reach_Guidelines.pdf

同ドキュメントにおいて、閲覧時間、特に最後のページの扱いをどうしているのかを説明する必要があると述べている。1ページしか見なかった場合のカウント方法に加え、セッション滞在時間の最後のページの扱いの2点だ。

他にもセッションを区切る場合の時間間隔と、短時間閲覧を計算に入れるか入れないか、タブで複数サイトを閲覧している場合、などが議論になるとしている。

それにしても時間計測の例は理解できなかった。パネル調査ベースのネット視聴率を想定した場合とセンサスベースつまりアクセス解析ベースを想定したものを二つ(もう一つはタブブラウザの例があるが)を取り上げているが、誰か教えて欲しい。

青がセッション繋がりで、黒の横棒が計測対象時間の60分の間に生きているセッションで、縦棒がイベントを起こした時間という想定なのだが、session3と5の二つでまず30分の間隔が空いてないのに、二つのセッションを分けて判別することが、ネット視聴率のメーターで判定できるのか疑問だ。もちろんブラウザを閉じるといった能動的な行動を取得しているということなら分かるが、放っておくことの方が多いのではないか。

パネルベースでもイベントを起こしてないのに、セッション終了時をどう判定するのか理解できないが、なぜか本当(推定?)のセッション終了時をカウントできるように計算している。うーん、わからない。そもそもこの文脈に於ける青のセッションの意味をきちんと理解しないといけないようだが、「the blue bar denotes the duration of the session」とあるだけで、これ以上深く理解することはできない。ドキュメントの記述がアホなのか、自分の英語力がないためか、どっちだ。


0 件のコメント: