米国でGoogleの検索シェアが多いことは今更な話だが、ユーザが検索結果を実際に活用しているかという点について、ネット利用データだけから分析してみた好例だろう。具体的には検索結果が参照元になった回数と、検索回数の比率を出すことで、検索結果表示のリンクをどれだけ実際使ったかどうかということがわかる訳だ。その結果ヤフーが勝っていたからブログにも掲載されたということで、Googleが勝っていたら、まさに一人勝ちで面白くも無いということだ。
言われてみればそういう分析視点があったなと思いつつ、集めているデータ全体から集計するのは結構大変(プログラムは簡単でも処理が重い)だったろうと思った。厳密には、参照元のデータは必ずしも精度が高くないのと、検索エンジンのユーザ属性の違いによるものに起因する問題かもしれないとか、気になる点は多々あるが、分析視点は使えるなと。特にcompeteは確か、調査パネルやISPから収集したデータやツールバーから収集したデータの3つがデータソースでそれを最終的にどのように加工してネット利用データを作成しているのかわからないので、出てきた絶対値よりも分析視点などを参考にするとよい。
ということで、8月の結果だが、Googleは65%なのに対してYahoo!は75%だった。
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