2009/7/21のリアルアクセス解析(ブログ)の記事から。
http://d.hatena.ne.jp/ryuka01/20090721/p1
そうなんです。パソコンを使ったトレーニングは時間ばかり取られる。昔あるツールベンダーさんの操作トレーニングに伺った際は、まずトレーニング用のCD-ROM1枚を用意されたパソコンへインストールするところから、受講生にさせてた。全く授業内容と関係なくて、ありえない!しかも私のパソコンがトラぶって(内蔵電池が壊れていて電源切れ)、完全に流れから無視され、CD-ROMのインストールが全員完了したかの確認もなく授業が進むという最低の展開。
あとトレーニング内容は、4-5個のメニュー操作をなぞる程度のもので、満足度は0に近いものだった。まあそれは初心者向けだったので、その程度で無理もないかとは思った。ただ中級クラスも、その域をでるものではなかったので、逆に現在の自分のトレーニング手法には自信を持ったともいえる。
パソコンを使ったトレーニングの問題は、
・トラブル(PC自体が問題をおこす、ネット接続ができない、ネットが遅い)
・みんなの速度がバラバラなので、一番遅い人に合わせなければいけない
これだけで自分ひとりで行う予定の3-5倍の時間は取られる。4時間のトレーニングでも、熟達者が自分でマニュアル片手にスムーズに操作すれば、1.5時間程度の内容だ。だから時間に惑わされていけない。長ければ優良なトレーニングになるかは別物。
しかも前述の私が受講したトレーニング風景では、後ろに関係者が2人くらいいるのに、トラブル対処に加担しようともしない。最後に猛烈に謝りにきただけで、そんなことよりトラぶっているときに対応すべき。ということで、有能で臨機応変なアシスタントが必須。デジハリではPC操作が必要な自分の授業では事務局に張り付いてもらっている。
小川さんのブログに戻るが、これは人数と内容の兼ね合いで失敗と経験を積むしかないと思う。彼の場合は受講生も多く、レベルもマチマチのようにも思えるので、初級・中級・上級に分け、パソコンを使うタイミングも考えて行わないと、思うようには進まないだろう。パソコンを多用して25名は多すぎかもしれない。少なくとも自分がそれでできるとは思えない。
自分で行うトレーニングは、多めに教材は用意しておくが、実際はやはり演習に時間がかかる(パソコンを使わないがそれでも考えてもらう演習のため時間は読めない)ため、後半急ぎ足になることが多い。その場合はどれを飛ばすかを事前に考えておくし、プレゼンも1枚単位でタイムテーブルを書いておいて進行中にチェックしている。それでも時間管理は思い通りには絶対にいかない。セミナーでもそうだが、時間管理に絞っても、何度やっても100点満点の出来だと思ったことはない。
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