2009/03/03

日本の2008年パソコン市場は、前年比2%増の1,398万台

2009/3/3のジーエフケーマーケティングサービスジャパンの「、2008年の家電およびIT市場の販売動向」から。
http://www.gfkjpn.co.jp/update_file/pdf/153.pdf

【パソコン:リテール市場におけるネットブックが急成長】
2008年パソコン市場は、前年比2%増の1,398万台となった。企業向けは景気悪化の影響をより強く受けマイナス成長となったが、個人向けの販売が好調に推移し全体を底上げした。リテール市場は2002年以降、500万台前後で推移しており、2008年は数量522万台、前年比8%増。特にノートPCの成長が目覚ましく、数量で14%の伸びとなった。

ノートPC伸長の牽引役はネットブック(注)と呼ばれる小型低価格PC。2008年1月末に登場した際には、数量構成比2~3%で推移していたが、7月に8.9インチモデルが登場したことで一気に拡大。データ通信カードとのセット販売による割引で「100円PC」等というキャッチコピーが店頭で話題となり、一般消費者の認知度も急速に高まった。参入メーカーの増加に伴いラインナップも拡充、2008年末時点で参入メーカーは10社以上に及び、ノートPCにおける数量構成比で約2割を占める市場に成長した。

(注)ネットブック・・・画面サイズ10.2インチ以下の小型PC

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