2009/02/10

アクセス解析(ウェブサイト)のKPI「訪問者一人当たりの平均コスト」

Eric T. PetersonのThe Big Book of Key Performance Indicatorsから。
訪問者一人当たりの平均コスト(Average Cost per Visitor)
顧客獲得コストは、監視を怠ると制御できない悪循環にしばしば陥る。これらのコストを追跡することは難しいことだが、結局この努力は報いられる。

定義(Definition)
マーケティング・コスト全体の効果つまり、訪問者一人当たりの平均コストは以下のように定義できる:
顧客獲得のためのマーケティング・コスト総額÷訪問者数=訪問者一人当たりの平均コスト

殆んどの会社にとって扱いにくいものは、顧客獲得のためのマーケティング・コストを合計することだ。4半期より短い期間でこれらのコストを正確に把握している会社は僅かであるというのが事実だからだ。もしオフラインのマーケティング資料でURLを強く打ち出していないのであれば、オンラインのマーケティング活動だけに限定して足しあげてしまうことをお薦めする。検索、メール、バナー広告、パートナーやフィード・ベースのマーケティング活動を足し上げるだけで、かなり使えるKPIになるだろう。

この指標はマーケティング・チャネルによってセグメントすると非常によい。例えば訪問者一人当たりの平均コストをメールやバナー広告、検索マーケティング別に計算したいと思うだろう。また新規獲得と顧客維持のためのマーケティング・コスト効率をよくするために、新規と再訪問者でセグメントしたいと思うだろう。

説明(Presentation)
このKPIがお金に関する指標なので、普通関係者の関心を引くために大した努力を払う必要がない。特に訪問者一人当たりの平均コストが高い場合、殆んどの役員や管理者がこの指標に大変な関心を持つだろう。

期待値(Expectation)
顧客獲得コストは低く、利益率の高いビジネスに貢献することが望ましい。だが不幸なことにこの理想的なケースはまれだ。会社が顧客獲得コストを低くし、各マーケティング・チャネルを注意深く評価するよう、絶えず努力をするように期待値を設定することが重要だ。

行動(Action)

訪問者一人当たりの平均コストが突然上昇したら、「訪問者一人当たりの平均売上高」の指標と関連するコンバージョン率とを比較することが重要だ。訪問者一人当たりの平均コストが上昇して、売上やコンバージョンが変らないあるいは減っている場合は、何かがうまくいっていないということだ。逆も真で、訪問者一人当たりの平均コストが突然下がったら、この幸運が売上や他の計測値が犠牲になっていないかどうかを確かめるべきだ。

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