2008/10/24

顧客の気持ちを理解すればデータ分析はし易い(はず)

なかなかできることではないが、データだけみても、社会常識や想像力が乏しければ、当然仮説を作ることもままならない。自戒も込めて。

SPSSのDirections Japan 2008からのネタをもう少し。通販会社の方のプレゼンから。

・男性で自分のYシャツサイズを知らないのはどの世代?
・「申し訳買い」とは何?
・30代女性をターゲットにした商品だが、実際に買うのはどの層?
・アディダスのスポーツウエアを、年配の方も購入する訳は?

ECの分析にはヒントになるかも。もちろん私なんぞより、現場の方の方が、そういった知見は多いと思うし、そんなの知っているということだと思うが。

答え:
・団塊世代以上
・たまには男性用あるいは子ども用も買う。なぜなら送られてきたものを見て周りが、「またお母さん自分のものをいっぱい買ったんだ」と言われるのがいやなので。
・女性はファッション系なら背伸びするので、ターゲットより実際は若い層が買う。逆にお年寄り向けだと、実際はもっと上の人が買う。年寄り扱いするなという感情がはたらくため。
・30代と60代に山がある。60代の山は自分用でなく、子供、孫のために買う。

1 件のコメント:

職務経歴書 さんのコメント...

とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。