2008/09/17

データに基づいて意思決定する文化を作る-4.受動的に動くのではなく能動的に動く

Avinash KaushikのWeb Analytics AN HOUR A DAYから。
ウェブ解析はしばしば後追いの分析となる。データを取得した時には、それがリアルタイムであっても既に古いものになっている。このことが事態を結構複雑にしている。レポートについて聞くことで立ち止まっている時間はない。

戦略会議や事業運営会議に出席しよう。ウェブサイトあるいはキャンペーンや販促プランについての最新情報を知っておこう。あなたに聞かれる前に、その影響を分析する計画を立て、結果を先に報告しよう。あなたは褒められ、聞かれたら答えるようなものよりもっとよい分析を提供するようになるだろう。もう既にあなたは行動的ですばらしい分析技術を使えるようになっているのだから。

目標は、ウェブ解析の機能を機知に富んだウェブ解析機能に変化させることだ。こうしたデータや知恵の蓄積はによって、あなたのウェブサイトにおいてよい顧客体験を創造する(そしてお金も生み出す)ために何をすべきかの意志決定ができるようになる。

ウェブアナリストやその管理者は彼らの20%の時間を、誰も聞いてこない、彼らしかできない分析に費やすべきだ。あなたがアナリストで単なるレポート書きでないのなら、あなたの時間の2割で、データをじっくり研究し、誰も聞いてこない、あなたしかできない分析に使おう。

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