2008/08/11

ウェブ解析の社内担当者とコンサルタントの役割分担-stage1

Avinash KaushikのWeb Analytics AN HOUR A DAYから。

第一段階では、社内担当者のあなたは全くあるいはほとんど何も持ち合わせていない状態。何もウェブ解析を実施していないか始めたばかりだ。ただ管理者層からはウェブ解析プログラムを実行するにあたってのサポートを多少なりとも受けている。つまりウェブサイトから何らかのデータは取得できている。

あなたに必要なこと
・ウェブ解析ツールを実装する
・データから将来性をみせる

あなたの役割
・ウェブサイトを管理している最上級管理者を探し、その人に説明責任を負って頂く。あなたが出来なくでも、誰かあなたを助けられる上の人を探すこと。これは非常に重要だ
・完璧を求めないこと。高級なツールを選定しないこと。またコンサルタントに大金を前金で払ってはいけない。あとで払うことにはなるだろうが

コンサルタントに期待される役割
・ウェブサイトの持ち主とよく話をし、データ利用者とは少し話をしよう。データ利用者は、まずデータを熱狂的に使う一握りの人だけでよい
・最も適した最初のツールを見つけ、すばやく使い始めることを手助けすること。最初のツールであることに注意してほしい

・ヒット数や最も退出するページ、日々のユニーク訪問者数を使うといった、他の全員が犯すような過ちを犯さないように指導する
・多くのトレーニングを行い、うまくいっているように見られること

あなたが気を付けるべきこと
この段階で行ったことの多くは、いずれ捨てられることが多いが、それでよい。自社内の利用者やパートナーに期待を植えつけることが必要だ。最初の目標としては、データに親近感を持つ人や友人を選ぶこと。そうすれば産みの苦しみを経て、あなたに付いてきてくれる。決して背伸びをして、新しいウェブ解析ツールを500人が使えるようにしてはいけない。まだ早い。

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