2008/02/13

ヘビークリッカーがクリック率のデータを歪めている

Starcom, Tacoda, comScoreの3社は2月12日、クリック率に関する調査結果を発表した。
http://www.comscore.com/press/release.asp?press=2060

ディスプレイ広告のクリックの半分は、ネット利用者の6%を占めるヘビークリッカーによって生じているとのことだ。このヘビークリッカーは25-44歳で年収4万ドル未満、ノンクリッカーの4倍のネット利用時間。ノンクリッカーと比較してオークション、ギャンブル、就職情報サイトなどを見ている割合が、高いという。

クリック率という指標より、ブランド力を測定するようなより信頼できる指標作りが必要と言っている。話題になるように「クリックは死んだ」といった分かり易い表現をリリースのサブタイトルで付けているが、使えない指標になるわけではない。気をつけて使えということで、あらゆる調査データに通じることだ。

詳しい情報はリリースでもないが、別途続報が出るかもしれない。

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