南アフリカという馴染みの薄い国のデータを紹介したのは、このデータがマーケット・インテリジェンスという変わったサービスのデータであることを発見したからだ。何しろ利用者数が1人(正確にはユニーク・ブラウザ)単位で書かれているので、おやっと思ったわけだ。
マーケット・インテリジェンスは全数視聴率とも言うべきサービスで、Javascript型計測タグを利用したアクセス解析を、主要なサイトが参加し、利用者数などはオープンにするというものだ。つまり違う業界で言えば、新聞や雑誌のABC考査と同じように、皆が参加して最低限の共通指標は公開するという考え方に基いている。
つまり比較可能という視聴率のよい所と、精度の高い数字が取れるアクセス解析のいいとこ取りをしたものという訳である。勿論全てのサイトが参加するというのは難しいので、その国で主要なサイトが協力しないと意味を成さないという難しさはある。全世界でも何カ国しか行っていない稀有なサービスとも言える。
このリリースにはマーケット・インテリジェンスに関する記述がないが、詳しくはネットレイティングスの下記URLを参照頂きたい。
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