2007/11/16

要素が多い面グラフは特徴が掴みにくい

competeのブログで11月15日に、米大統領候補に関する数字を紹介していた。

ブログの内容としては、各候補のサイトの総閲覧時間によるデータの比較なのだが、私が注目したのはグラフの表現方法に関して。2大陣営の各候補の時間シェアに関するデータなので合計が100%になる。この場合、比較するものがなければ円グラフ、属性別など比較するものがあれば帯グラフを使うのが常套手段だ。時系列の動きも加味したい場合は、時系列の帯グラフとも言える面グラフを使うのは間違ってはいない。

でも下の一番上の図をご覧頂きたい。比べる要素が多く、しかも時系列も長いので、一番下あるいは一番上の要素以外の動きが把握しにくいという欠点がある。この場合、足して100という原則に拘る必要は無く、各要素の変化を時系列で見るのに相応しい、折れ線グラフを書いてあげれば、それぞれの変化も相対的な比較もどちらも容易になる。
まあこのデータでは、実質的に上位二つ程度わかれば問題ないので、この面グラフの選択が誤っているとは思わない。せっかくなので、一番下に原文のブログで主題になっているデータも掲載しておく。









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