2007/10/26

ページビュー・パフォーマンス?

competeの10月25日のブログで、興味深い指標が紹介されていた。

AJAXなどの浸透によって、ページビューより滞在時間に対して重視するような見方がNielsen//NetRatingsから出てきているが、伝統的なメディアサイトにおいては、広告露出のベースになるページビュー数の重要性が減ることはない。

今回紹介されていた指標は、Page views per minute (PPM)というもので、1分当たり何ページ見たかという指標だ。個人的には何度も言うように、滞在時間の指標は精度が低いと考えられる(最後のページ閲覧時間の測定が、ネット視聴率の測定メータでも、恐らく不正確だから。ログ解析の方はなおさらのこと)のだが、相対比較なら使い道を誤らなければよいというスタンスでいこう。

ブログの筆者は「ページビューのパフォーマンス」と言っていた。物事は両面があるので、広告在庫としてのインプレッションのベースとなるページビュー数の消費効率という意味では、PPMが高い方が効率はよいが、逆にじっくり見られているということではPPMが低い方がよいので、単純な優劣を付けられるものではないということはいえるだろう。
表に掲載されているのは、恐らく米国ユーザのものと推察するが、各サイトがイメージできないのでコメントはできないが、様々な指標(ちょっと計算すればできるものが多いので)で見てみることもお奨めだ

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