もう少しオンライン上でのID、パスワード、プライバシーの話があるかと思っていたが、ID全般に亘る話だった。
目次見てわかるとおり、バーコード、QRコード、IDタグといったところまで網羅的に押さえておきたい人にはお薦めだろう。
個人的に興味深く読めた部分は、ICタグでは利益受益者と費用負担者が一致していないとうまく普及しないといった話や、役所の補助金が出ている実証実験がうまくいきにくい訳、万引き対策とプライバシーなどといったところだろうか。
直接仕事には関係ないけど、まあ楽しく読めた。
<目次>
第1章:IDとは
第2章:身近なIDに隠された秘密
第3章:バーコードの秘密
第4章:電波を使ったバーコード(IDタグ)
第5章:電子カード、電子定期券の秘密
第6章:あなたのIDの秘密
第7章:IDをつくる
第8章:IDの時代
発行:丸善ライブラリー
著者:佐藤一郎
定価:760円+税
約240ページ
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