2011/06/22

「SiteCatalystとHitwiseがデータ交換で提携」も驚くに足らない

2011/6/21のHitwiseのリリースから。
http://www.hitwise.com/us/press-center/press-releases/adobe-hitwise-partnership/

昔ネットレイティングスに在籍していたので、驚くに値しないが、競合マクロデータと自社のミクロデータをセットで合わせて見るというのは、自然の流れだ。

ネットレイティングスは、もともとインターネット視聴率データを提供しながら、数年以上前に当時Red Sheriffというアクセス解析ツールベンダーを買収した。それぞれのサービスで、相互的にデータを閲覧できるようには未だになっていないと思うが、どちらのデータも提供するという意味では、とっくに取り組んでいる。

面白いのは、アクセス解析データの主たる指標(ページビュー数、訪問数、ユニークユーザー数など)だけを皆でシェアするという面白いサービスがある。Market Intelligenceという名前だが、今も多分サービスは提供されているのだろう。

インターネット視聴率データを提供するにはコストが掛かる国などでは、皆がこの仕組みに乗っかり、全数把握の競合データを見ることができるという、稀有なサービス。3rd Party Cookieを利用しているので、サイトAとサイトBの重複率なんてデータも提供できる。

一方Google Analyticsはついこの間まで、「ベンチマーク」というメニューで、Google Analyticsを利用してデータ共有を許諾したアカウントのデータを統計的に処理して提供していた。近日、バージョンアップして帰ってくるらしいが。

あとはGoogleのDoubleClick Ad Plannerは、いろんなデータを組み合わせしているようだが、様々なデータを活用するという流れは加速するだろう。

しかし、問題はサンプリングしたインターネット視聴率のようなデータも、どういうデータをどういう仕組みで収集して、どう集計して、どんな言葉の定義でデータを提供しているのかを理解して使わないといけないのは、アクセス解析となんら変わらない。

いろんなデータが100%信頼性があるデータなどだと認識しないように期待したいものだ。それぞれのデータには癖があるので、盲信してはいけない。だから例えば同じツール上の画面に、違うソースのデータを混在させて見せることはあまりお薦めしたくはないのだけど。。。

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