2011/4/8のBCNランキングの記事から。http://bcnranking.jp/news/1104/110408_19765.html
地域別では、震災の影響が大きいのが北海道・東北と関東。震災発生の翌週(3月14-20日)のPC・デジタル家電全体の販売台数は、北海道・東北が前年同週比56.8%、関東が61.5%と落ち込んだ。この影響で、全国の販売台数は82.1%となった。ただ、北海道・東北、関東とも、週を重ねるごとに落ち込み幅が縮まり、3月28-4月3日の販売台数は全国で101.4%とプラスに転じた。
需要復活のきっかけになったのは、やはり薄型テレビだった。2011年11月の特需に比べればエコポイント終了の効果は薄かったが、最終週に駆け込み需要があり、薄型テレビの販売台数は3月28-4月3日が前年同週比137.4%と大きく伸びた。地域別では関東の伸びが大きく、3月28-4月3日の販売台数は152.6%に達した。
急速に回復しているのはPC。PCの販売は、震災前にインテル第2世代プロセッサ(開発コード:Sandy Bridge)の不具合といったこともあり、ダブルパンチを受けることになったが、その傷が癒えはじめている。関東では、3月14-20日の販売台数が前年同週比69.6%だったが、3月28-4月3日に同105.5%と増加。これにより、全国では3月28-4月3日の販売台数が同106.6%まで伸びている。
震災によって特需が生まれたのはUPS。3月14-20日は、販売台数で前年同週比614.9%、販売金額で722.1%と大幅に伸びた。計画停電が関係しており、停電時の応急処置として購入しているケースが多いようだ。
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