2011/03/31

「ソーシャルメディアマーケター美咲」を読んだ

漫画ではないが、登場人物に語らせるという本は読みやすいことは間違いない。本質的な部分はそれ程多くないのだが、本としての体裁も読みやすさという点でも優れていると感じた。僕が苦手とする部分なので。

コンサルタント出身なだけあって、ポイントとなる部分が、4象限のチャートなどで分かりやすく表現、整理してある。下記のような例だ。

・マーケティングコミュニケーションのポジショニングマップ
・ソーシャルメディアのポジショニングマップ
・話題の影響範囲(自分ゴト、仲間ゴト、世の中ゴト)
・広告・PR・ソーシャルマーケティングの違い
・費用対効果(短期)と投資対効果(長期)


ソーシャルメディアについて分かりやすく知りたいという初心者にお薦めするが、ある程度マーケティングやメディアとかに詳しい方には、それ程新しい視点がある訳ではない(本質は変わらない)ので、スルーしてもよいだろう。
発行:翔泳社
著者:池田紀行
定価:1,500円+税
約220ページ


序章:はじめての転職。私がソーシャルメディアマーケティング担当者
指令1:お金をかけずにバズを広げ、認知を向上させろ
指令2:ソーシャルメディアを使ってオンラインショップへの流入を増やしたい
指令3:フェイスブックでファンを囲い込みたい
指令4:ソーシャルメディアマーケティングんもROIを明確に測りたい
終章:駆け出しソーシャルメディアマーケター美咲、誕生



関連リンク:
書評ページをまとめた

0 件のコメント: