2010/12/2発表のマイクロソフトの調査レポートから。
http://advertising.microsoft.com/japan/SupportCenter/ResearchLibrary.aspx?pageid=2588&Adv_ResearchReportID=1553
調査目的 : アジア太平洋地域におけるソーシャルメディアの利用実態を明らかにする
調査時期 : 2010年 9月 ~ 10月
調査手法 : オンライン調査ツールにてインターネットユーザーから調査
調査対象 : オンラインユーザー約 3,000名 (うち日本 : 375名)
調査対象国 : アジア太平洋地域 11か国
(オーストラリア、香港、インド、インドネシア、日本、韓国、マレーシア、フィリピン、シンガポール、台湾、タイ)
APAC のユーザーは、平均 3つ以上の SNS を使用している。その一方、"友達リスト" の中で、本当に親しい人はわずか 4分の1 であると考えている。日本では、過半数 (51%) が「ソーシャルネットワーク上の "友人リスト" のうち、実際には一人も親しいと思える人がいない」と回答した。
"友達リスト" のメンテナンスを最も行っているのはタイで、70%。日本ではわずか 24% にとどまる。 また、ユーザーの殆どは、あまり SNS でアップデートされる情報を重要と思っていないと回答した。
日本においては、「アップデートされる情報のどれもが重要でない」と思っているユーザーが 32% にも及び、おそらくこれが、日本のユーザーが SNS で過ごす時間が最も短い理由であると思われる。(他の国では、月間の SNS 利用時間が平均1時間/日、かつ 3時間以上の人も多く見られるが、日本では過半数 (57%) が平均1時間以下の利用となっている)
「受信トレイ」の管理方法には、改善の余地があると思われる。調査によると、「受信トレイ」の中には APAC ユーザー全体で平均 20通の未読メールがあり、さらに 13% の回答者が「500通以上の未読メールがある」と回答。この理由としては、92% のユーザーが毎日何等かの迷惑メールを受け取っていることが原因の一つと考えられる。メールの整理については、APAC 全体で 50% 近くのユーザーが「個人メールを整理していない」と回答。香港ではこの値が 70% に達する。
一方、日本においては 64% が「メールを習慣的に整理している」と答えているにも関わらず、ユーザーの 5分の1 は、調査時点で彼らの受信ボックスに「500通以上の未読メールがある」と回答。これは日本のユーザーが一日平均 15通と、他国と比較して最も多くのスパムメールを受け取っていることが起因していると思われる。
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