2009年に年間販売台数100万台の大台を突破したデジタルフォトフレーム市場は、2010年も堅調に拡大を続けている。市場が急拡大した2009年と比較すると、その成長率は鈍化してきているものの、2010年1月から10月の累計販売数量は前年比89%増と昨年の約2倍となった。
デジタルフォトフレームの認知度が向上したことや、平均単価が1万円前後となり買いやすさが増したことなどがプラス成長の背景にあると考えられる。12月、3月、5月などプレゼント需要が高まる月に販売台数が増加する季節変動が見られる為、今後、クリスマス、年末年始にかけての販売増に期待がかかる。
・2010年1月から10月のデジタルフォトフレームの累計販売数量は前年同期の約2倍となった。
・3Gネットワーク対応モデルが市場を牽引、直近の10月では数量構成比38%にまで伸長した。
・画面サイズ別にみると、7インチモデルが数量構成比の約8割を占め、主流となっている。
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