2010/10/14

Visionalist アクションリサーチ、延べ110万人に上る国内ユーザーの行動履歴を基に

2010/10/13のデジタルフォレストのリリースから。
http://www.digitalforest.co.jp/archives/2010/10/_visionalist_4.html
http://www.visionalist.com/products/actionresearch.html

サイトの壁を越えてユーザーの閲覧傾向を把握できるWebサイトポジショニングツール『Visionalist アクションリサーチ』の提供を開始。『Visionalist アクションリサーチ』は、延べ110万人に上る国内ユーザーの行動履歴を基にしているため、比較的アクセス数の少ないWebサイトまで詳細な調査が可能。
ということで、下記の2種類を提供とのこと。

アクセス調査
あるWebサイト(競合他社や広告掲載メディアサイトなど)は、どれくらい訪問されているか?(ドメイン/ページ単位)
あるWebサイトを訪問したユーザーは、どのWebサイトから訪れ、どのWebサイトへ退出している傾向があるか?(ドメイン単位)
どのWebサイトが、よく閲覧されているか?(ドメイン単位)


キーワード調査
同業他社のWebサイトと自社サイトを比較して、自社が集客できているワードと、他社が集客できているワードはそれぞれ何か?
特定のキーワードに対し、掛け合わせで検索されることが多いワードは何か?
特定のキーワードに対し、よく打ち間違えられるワードは何か?
特定のキーワードから、最も頻繁にユーザーが訪れているWebサイトは?


上はインターネット視聴率的な調査で、下はキーワードツール的なものだ。本ツールで使用しているデータは第三者機関より入手したものと書かれているが、ソースが明かされていない。調査手法がわからないデータほど怖いものはないのだが、何故公開しないのだろう。どうせ質問されたら答えているのだろうから、はじめからどういうデータか開示した方がいいと思うけど。

あとは「延べ110万人」というくだり。ユニークで110万人と書いてないので、ユニークな110万人の会員組織からのデータではないということで、この辺りも何だかよく分からないのが残念。Alexaではなさそうだし、大手インターネット視聴率の商用サービスとの提携でもなさそう、一体なんだろう。110万人の方は、キーワード調査だけに該当する話のようにも思えるが、推定でものを言っても仕方ないなあ。

積極的に詳細情報を提示した方が、サービス提供側としても結局信頼されるようになると思うので、是非お願いします。

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