2010/08/13

2010年上半期PC販売動向、前年比6%増の766万台

2010/8/12のジーエフケーマーケティングサービスジャパンのリリースから。
http://www.gfkjpn.co.jp/update_file/pdf/235.pdf

リテール市場は個人の買い替え需要が進み同3%増で、15インチ以上のスタンダードノートPCとデスクトップPCが販売を牽引した。前年の販売を押し上げたネットブックは減少傾向が続き、ノートPC内の構成比は2009年の23%から2010年は12%に半減した。

一方、リセラー市場はスクール・ニューディール政策による特需と企業のリプレース需要の本格化により同10%増となり、上半期はリテール・リセラー両市場ともに数量ベースでプラス成長となった。

携帯電話は数量前年比は0.5%減の1,833万台とマイナス成長だったが、第2四半期は11四半期ぶりにプラスに転じ、市場には底打ち感が広がっている。上半期はスマートフォンが牽引し、数量構成比は20%と過去最高に達した。家電量販においてはスマートフォン比率が27%に達しているのに対し、携帯専門店では18%にとどまっている。携帯電話販売の6割以上を占める携帯専門店での販売強化が、今後のスマートフォン普及の鍵を握っていると言えよう。

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