2010/03/12

ページビュー数が落ちていても、データ公開する日経BPは立派

IT ProのPV&ユニークブラウザ・レポート 2010年2月から。

こんなレポートを日経BPは公開しているんだ。私も日経BPに居たから知ってますが、専門媒体は勿論ボリュームがあるのがベストだけど、そうでなくても濃い人や購買意思決定権を持つ人がどれくらいいるかといったデータをきちんととって営業している。この姿勢は相変わらず。

ページビュー数の水準がこの半年、悪くなって推移しているので、広告営業としては見せたくないデータだろうけど、ご立派です。当然いいときだけいい数字を見せるわけにもいかないんですけど、やると決めたらどんなに下がっても公開し続けなければならないリスクはつき物ですね。

別にここだけがやっている話ではないけど、ひょんな事でこのデータを見かけたので。でもスケールを途中からにして、わざわざ下落幅が大きく見せるようにしなくてもいいと思いますよ。


3 件のコメント:

a.furuya さんのコメント...

これが日経BPらしさだと思いますね。私も以前BPに居たので分かりますが、雑誌の媒体資料でも、自社に不利になるプロファイルもすべて載せてしまう。広告の営業としては、競合との比較で不利な部分もありますが、その姿勢は評価されていました(まあ競合のデータが、作りこまれたものなので・・・)。

Webに関しても早い時期から携わっていたので、最初にサイトセンサスのデータを公表する時には、どのような形で見せるか悩んだものですが、結局は正直な見せ方をするのが一番だと思いました。

考えてみれば、IT ProのPVも、データの公開当初は600万PV/月程度であったので、隔世の感がありますね。


http://adweb.nikkeibp.co.jp/adweb/wad/siteaccess_backnumber.html

匿名 さんのコメント...

ユニークブラウザー数(=読者数)が増えているので問題ないのでは。
PVなんてクローラーや数え方次第で凄く変わるので、「広告媒体向け」以外では実質意味の内数字だと思います。
まあ読む側はそんなこと分からないでしょうが。

hiromi ibukuro g さんのコメント...

そうですね、大抵の人はそんな(PVなんてクローラーや数え方次第で凄く変わる)細かいことを理解する人は皆無でしょう。数字は読む人のリテラシーに相当依存してしまう部分が怖いですね。だから数字が一人歩きしてしまうと言うことになる。。。
衣袋