2009/11/26

アクセス解析ツールのいけてない集計仕様ベスト3、第3位

Google Analyticsの有名な仕様だけど、閲覧最後のページの滞在時間をゼロ秒でカウントするという仕様。ノーカウントにしようとしたら、顧客の大ブーイングで元に戻したらしい。
http://analytics-ja.blogspot.com/2007/09/back-to-original-average-time-on-site.html

「Analytics はページビューの間隔を計測して、ページの閲覧時間を表示しているので、最後の閲覧ページの時間を計測することはできません。そのため直帰したセッションには一律 0 秒を割当てています。」ということで、仕様が明記されているので、ダメとは言いませんが、ここにある通り例えば直帰率50%の入口ページだと、そのページ滞在時間の集計では、半数が0秒でカウントされているため、残りの計測できた時間の半分が集計結果として表示されることになってしまう。

「この直帰を含んだ計算方法は、もともと旧バージョンで採用されていたものですが、今年 5 月の新バージョンへの移行に伴い、直帰を含まないものへと変更されました。これはサイトの利用者の行動をより実態に近いデータとして把握する為の変更 でしたが、旧バージョンの計算方法を望むユーザーさまからの声が多かった為、以前の方法に戻させていただきました。」という経緯があるものの、やはりより精度の高いものへの変更は実行すべきものと考えます。


関連リンク:
アクセス解析ツールのいけてない集計仕様ベスト3、第1位
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アクセス解析ツールのいけてない集計仕様、番外編

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