2009/09/04

アクセス解析(ウェブサイト)のKPI指標「カートに入れた後チェックアウト開始した割合」

Eric T. PetersonのThe Big Book of Key Performance Indicatorsから。

カートに入れた後チェックアウト開始した割合(Ratio of Checkout Starts to Cart Starts)
「カートに追加」と「今チェックアウト」の間の関係を要約した、簡単でわかりやすい割合。

定義(Definition)
カーと投入率とチェックアウト開始率が計算できるという前提で:
チェックアウト・プロセスを開始したセッション数÷ショッピング・カートに入れたセッション数=カートに入れた後チェックアウト開始した割合

この割合が1に近ければ、カートに入れてチェックアウト・プロセスへの転換をさせる仕事がうまくいっているということだ。これはカート完了率(カートに入れて、チェックアウトが完了した割合)と同様に、このプロセスのもう一つのステップを計測している。

説明(Presentation)
この割合は、サイトの購入プロセスを改善する努力に焦点を当てるとき、カートとチェックアウト開始、チェックアウト完了の文脈で使うべきだ。この割合が何を示しているのかを説明することで、利用者は別の割合と間違えなくなる。これは割合だが、簡単に説明するようにしている、“1に近いのがよく、1が最高で、突然の変化には注意せよ”だ。

期待値(Expectation)
よく考えてから購入するものを売っているサイトなら、調査や計画中にカートに追加してしまう誘惑に駆られれば、この割合は0に非常に近くなるかもしれない。あまり考えずに購入するものを打っているサイトなら、この割合は1に近いことが多い。

行動(Action)

カートやチェックアウトの成果をテストしている時、この割合は単純だがよく語ってくれる指標だ。ショッピング・カートのユーザビリティに焦点を当てているなら、この割合を1割増やす挑戦をし、いかに別のボタンや別の言葉、別の位置がショッパーのチェックアウトを促すのに左右されるかがわかるだろう。

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