2009/4/21の総務省のリリースから。
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/02tsushin01_000011.html
http://www.soumu.go.jp/main_content/000018414.pdf
ようやく正式なものが役所から出てきましたね。ここでは基本的にソースの明確でないリークは、伝言ゲームしないようにしているので。
事情は全然知りませんが、「全数」というのに引っかかりました。全数を3-4キャリアから集めて集計するにしても、個別に集計させて合体するにしても、マーケティング上意味のある指標をそれなりに計算するために、一体どれだけの計算リソースを使わなければいけないのか、想像できないというのが一つ目で、要はコスト負担の問題に直結すると思われるという点。
二つ目は「全数調査」なら、誰が集計しても同じ結果に理論上(実際にはならないですけど)なるはずなので、このデータを提供する事業者は1社独占事業となり、PCネット視聴率のように複数のサービス事業者が競争するモデルとはならないのではないか?まあここについては、総務省で仕様書を作成し、一般競争入札を行うということなので、実証実験ではいいが、その後の実ビジネスの方では「全数」が前提となるなら問題点のひとつとなろう。
個人的にはサンプリングするのが現実的だと思うし、そうすれば複数事業者が競争してよいサービスを提供するという形になると思う。いづれにしても総務省が作る仕様書が楽しみだ。
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