久しぶりにユーザビリティの権威 Jakob Nielsen博士のAlertboxから。
http://www.usability.gr.jp/alertbox/20090406_nanocontent.html
11文字(あるいは最初の二つの英単語までくらい)が重要という意味だ。日本語だと最初の5-6文字なのか誰か研究してもらいたい。
オンラインでの読み方が所謂F字パターンを示すことは有名だが、ここではさらにその一番重要な左上でどこまで瞬時に重要度をユーザが判断できるかを実験したものになる。
最も成功(最初の11文字を見ただけで、リンク先のコンテンツの内容が当たる)した二つのリンクでは、
・平易な言葉使いを使用し、
・曖昧でない用語を使用し、
・一般的機能のネーミングでは慣例に従い、
・ユーザや動作に関わる語彙を先に出している
という特徴があり、逆に成績の悪かったリンクでは、
・当たり障りのない、総称的な単語
・でっち上げの単語や語彙
・どうでもいいことで始まるのに、情報を伝えるためのテキストが来るのは最後
で、したがって、リンクの全テキストでは、以下のような情報のにおいをを十分に提供する必要があると結論付けている。
・クリックすると何が得られるか、自信を持ってユーザが予想できそうな感じ
・そこ以外のリンクとは明らかに違いそうな感じ
・誤解も、期待させすぎもしない感じ
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