2009/01/24

デスクトップもノートブックもNECがトップ、全国有力家電量販店の販売実績から(GfK)

2009/1/23のGfK Japanの「GfK Certified 2008」から。

2008年の年間合計で、全国有力家電量販店の販売実績(データベース名称:ACSISS-E)より数量シェアを算出したもの。35カテゴリについて発表しているが、ここではパソコン関係の3つだけ紹介。

PCは、2006年以降デスクトップPCからノートブックPCへのシフトが続いており、デスクトップPCは数量ベースで5%減とマイナス成長。対して、ネットブックがPC売り場への集客効果にもプラスの作用をしたことと、スペックが向上しながら平均単価の下落が大きく値ごろ感が高くなった通常のノート PCの販売もプラス成長で、ノートPC全体の数量前年は15%増と大きく伸びた。

デスクトップPCは、4年連続で日本電気が首位の座を堅持した。富士通は4年連続の2位、ソニーが3年連続で3位となった。日本電気は昨年よりシェアを1.3%伸ばし、25.4%獲得。特に、デスクトップPCの46%を占める一体型においてメーカーシェアが高いことが、首位獲得の要因。

ノートPCは、デスクトップPC同様、4年連続で日本電気が首位の座を堅持した。2年連続で2位は富士通、3位は東芝となった。ノートPCの売れ筋は、画面サイズ 15.4インチワイド、CPUはCore2Duo、搭載メモリ容量は2GB、HDD容量は、120GB-250GBとスペック上での差別化が難しくなっている。その中で日本電気は毎商戦、画面サイズ15.4インチのスタンダードノートであるLL750シリーズがモデル別販売数量の1位を維持し、2位の富士通に6.3%の差をつけて1位となった。

netbookは、2008年の日本のPC市場で一番注目されたASUSが、52.1%のシェアで首位となった。2位は、8月から市場に参入したエイサー。




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