http://www.netratings.co.jp/hot_off/archives/NNR12012008.htm http://www.netratings.co.jp/hot_off/reporter_archive.html
ネットレイティングスが提供しているインターネット利用動向調査「NetView」の全面的なリニューアルを行い、集計仕様やレポートインターフェースを刷新した。新仕様による月次データの提供は今回紹介する2008年10月データが初めてとなる。
旧仕様ではURLをベースにドメイン別、サブドメイン別のレポートタイプとなっていたが、新仕様ではURLの物理的な制約を受けない「ブランド」、「チャネル」といったコンテンツグループ単位での集計も行っている。
例えば、Yahoo!オークションは数多くのサブドメインでコンテンツが構成されている。そのため、旧仕様ではYahoo!オークション全体の利用状況を把握することができなかった。それが、新仕様では「Yahoo!オークション」というチャネル単位で集計されるため、Yahoo!オークション全体を俯瞰することができるようになった。それでは、Yahoo!オークションがYahoo!の主要コンテンツの中でどのような位置にあるのかを見ていく。
2008年10月におけるYahoo!全体の利用者数は4,844万人で、一人あたりの利用時間は4時間31分だった。 Yahoo!オークションの利用者数は1,950万人となり、Yahoo!検索、 Yahoo!ニュースに次いで多い。また、一人あたりの利用時間では最も長い2時間16分となっている。
Yahoo!オークションの次に一人あたりの利用時間が長いのはYahoo!メールだった。このYahoo!メールもYahoo!オークションと同様に数多くのサブドメインで構成されていて、旧仕様では概要を捕らえられなかったコンテンツである。
Yahoo!メールについては、他のウェブメールとの比較を行ってみる。
Yahoo!メールについては、他のウェブメールとの比較を行ってみる。
主要ウェブメールにおいて、Yahoo!メールのシェアは非常に高い。インターネット業界に身を置いているせいか、周囲には Gmailユーザーが Yahoo!メールにひけをとらないくらい存在するようにも感じるが、ウェブ全体の利用では肩を並べるまでにはいたっていないようである。また、Gmailについては女性の利用割合が他に比べて低い点も目立つ。
Nielsen Online Reporterより転載。転載許諾No.07012007-001
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