Avinash KaushikのWeb Analytics AN HOUR A DAYから。
アクセス解析担当者の多くは、注文、メールのサインナップといったことをサイト訪問者の何%が行ったかという定義でコンバージョン率を使っている。入口から特定のページへ、あるいはあるページから次のページへの動きといった形で計測していることは少ない。
コンバージョン率を計測することは、通常基本的なものであり、特別なものではない。どんなよいアナリストでもまさに最初に計測されるKPIだろう。しかしそれだけでは十分ではない。我々はそれが上がった下がったとレポートし、上級管理者に報告する際には非常に重要な位置づけを占める。結局、どうしてそうするのか。もしコンバージョン率が2.2%で0.01%改善したとすると、何億円も生むことになるという論理だ。
これは非常にシンプルに思われるが、サイト全体の顧客経験を解決するために、これ以上有害な指標は多分ないのではないか。最もみられる行動は、コンバージョン率にくよくよ心配し、多くのエネルギーをそれを僅かに上げることに費やすことだ。他の事に気を配ることを犠牲にして、サイト戦略の全ては単にその数字を上げることにある。これは企業の絶え間ない最終結果に焦点を当てる結果であり、訪問者をサイトへ駆り立てる複雑性の理解不足によるものでもある。
(ここからは私のコメント。もちろん全く意味が無いなどとは言ってない。何をすべきかはこの後にきちんと本書で述べているのは言うまでもない。)
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