BIツール利用における9つの欠陥

10/10のGartnerのリリースから。
http://www.gartner.com/it/page.jsp?id=774912

アクセス解析ツール含め、最近はBIツールの社内活用の問題をプロセス面から指摘するものも多くなってきている。

Flaw No. 1: Believing that "If you build it, they will come" IT屋さんが何かセットしてくれたら、すぐに使える結果が出てくるなんてことはない。技術だけでなくビジネス、コミュニケーション能力が必要。

Flaw No. 2: Managers "dancing with the numbers
個々人がエクセルでデータを作るだけでなく、共有して管理していくべき。

Flaw No. 3: "Data quality problem? What data quality problem?" 質の低いデータは誰も使わなくなる。質の問題はどこにでも存在し、インパクトが大きい。

Flaw No. 4: "Evaluate other BI platforms? Why bother?"
企業のニーズにあったワンストップのあれもこれも使えるBIツールなどない。結局コストが高くつく。様々な競合製品を検討しよう。

Flaw No. 5: "It's perfect as it is. Don't ever change ..."
利用ニーズはどんどん変わっていく。それに対応して使う機能や利用方法も変えていかなければならない。

Flaw No. 6: "Let's just outsource the whole darn BI thing"
アウトソースすべきなのはコアコンピテンシーでない部分だけにすべき。

Flaw No. 7: "Just give me a dashboard. Now!"
拙速でコストを掛けずに作ったダッシュボードで利用価値をなくさないように気をつける。

Flaw No. 8: "X + Y = Z, doesn't it?"
顧客、商品、KPI、各指標などに対して、全部門で一つの定義をすること。

Flaw No. 9: “BI strategy? No thanks, we’ll just follow our noses”
結局は共通目的を持って、うまく導入しないと、信頼されず使われない。